投稿元:
レビューを見る
ここでしか読むことのできない、書籍未収録エッセイを中心に収録! 女学校の思い出、白蓮への思い、長男を亡くした絶望から新しい境地へ。等身大の花子がここにある!!
投稿元:
レビューを見る
「花子とアン」を観てる最中に読んでしまって良かったんだろうか?
ドラマ最終回まで見終わったら、もう一度ゆっくり読みたい。
投稿元:
レビューを見る
先に読んだ恵理さん編集の「花子とアンへの道」に抜粋されていたいくつかの花子さんのエッセイがとても素敵で、ぜひ抜粋だけでなくちゃんと読みたいと思って手にした一冊。
「花子とアンへの道」に出てくるエピソードも花子さん自身の筆で語られると生き生きと感じる。丁寧で整えられた文章と、とことん他者を慮る精神が素晴らしい。驚きを持って心に残ったのは「続・静かなる青春」で語られる、内面で烈しい焔を燃やしながら、その烈しさを語り合う相手を持たない孤独。花子さんも若い時にはそんな孤独を感じることがあったのだなぁと。
投稿元:
レビューを見る
やはりとても素敵な方だなぁとほれぼれしてしまう。このエッセイ集の中に、「『赤毛のアン』の訳を手直しして出版した」というところがあり、私の手元にある、初めてアンに出会ったあの本を、村岡さんも手に取ったのだと興奮した。章題の上の小さなリンゴマークを、気に入っていらしったかしら、なんて。
「教育は相手の心にあるよいものを引き出す仕事である」P.33
「福祉国家とはそれぞれの人が、心の幸福をつかみながら、最低の文化生活を「物」の面でも営める国を言うのではないだろうか」P.78
生きた時代は違っても、人を結びつけることができる、「本」って素晴らしい。