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うちらは、電車通学のことを、キシャツー、って言う。部活に通う夏休み、車窓から、海辺の真っ赤なテントにいる謎の男子を見つけて……微炭酸のようにじんわり染み渡る、それぞれの成長物語。
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田舎×青春。…良い予感しかしない!そう思って購入しました(^_^)予感はズバリ的中!田舎のほのぼのとした、ゆっくりとした時の流れに、一両編成の「キシャ」が走るんですよ?登場人物1人1人キャラが色濃くて、登場人物が多い本によくある「…これ誰だっけ?」が全然なかったです。(まぁ、多いって言うほど多くもないけど…)悩みながら、もがきながら、未来に向かって、それぞれの道をあるいていくような、なんかむずむずするというか、甘酸っぱい?というか、そういう感じがして、「青春小説」のいいとこを、そのまま詰め込んだ感じの小説でした。
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汽車(電車だけど)で通学する高校生たちの話。
チャリ通しかしたことなかったから
電車通学とかバス通学とかうらやましかったな。
昨日の本といい北国の話と思ったら
小路さんは北海道の人だったんですね。
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2014/11/1図書館から借りてきた。
2014/11/15までにお返しください。
「キシャツー」汽車通学の事?
各章の視点が、それぞれの人物だから主語の人物が代わる。時間の流れは止まらない。だから不思議な小説になっている。
2014/11/16返却。
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爽やか。こんな仲間たち、いいな。
進まなくてもいい、考え続けることが大事なんだ、というよっしー君のセリフが心強い。
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北海道の田舎町に住む高校生たちが、幼い頃に家を出た姉を探しに東京からやって来た男の子の手助けをする話。
相変わらず登場する人たちがとても真っ直ぐで気持ちいい、小路テイスト満載の作品。
歳下の女の子を愛する美人女子高生を筆頭に、難しい題材を数多く交えながらここまで伸びやかに描ける才能が素晴らしい。
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高校は電車(とバス)通学だった。
高校1年の時は特に授業の始まりが早いこともあり、朝の電車に間に合わせるのに随分苦労したものである。(何しろ深夜ラジオファンだったもので…)
それでも、早朝の電車に揺られながらハヤカワSF文庫読んだり、毎日出会う綺麗なお姉さんに目奪われたり、随分楽しかったことを覚えてる。
この本に出てくるようなキラキラしたものはなかったかも知れないけど(なんせ男子校だった上、俺映画ヲタ・アニヲタ・深夜ラジオファン)今でも電車通学してる学生たちがでっかい部活カバンの中から単語帳など出してきて勉強しあったり、パンをむさぼってる姿を見ると、なんだかホコホコしてしまうのである。
あっ、この本の感想…
さすが小路作品、きっちり納めるとこに納めたって感じの読んでいて安心できる1冊。元気いっぱいキラキラしてる高校生たちの、でも本人たちがそれぞれ色々抱えているものを彼らなりにしっかり咀嚼しようと模索している姿が良い。彼らの親世代となってから読む(多分小路さんもそこをターゲットにしてると思う)と、もうキラキラさしかない、気持ち良い小説
しょーもない注文をつけさせてもらうなら、多焦点ではなく主人公を一人に定めた単焦点(できれば山田はるかちゃん)で読んでみたかった
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出てくる子出てくる子みんないい子すぎて現実味がなかったな。
キシャツーである意味は最後まで読んでみてようやっと分かりました。
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まあ、いかにも小路さんなのですが。。。
登場する高校生たちはみんな爽やかでキラキラしている。幼馴染の男女の恋愛とは無関係な掛け合いも楽しい。3人の少女たちの友情も、男子の人生の哲学的な悩みも良い。ちょっと変わったところで、レスビアン傾向を持つ美少女の存在も良い。
でもなんか物足りない。読んでるうちは良いのですが、ちょっとすると存在そのものを忘れてしまいそうです。
まあ、良質なホームドラマを目指す小路さんとしては、それで本望なのかおしれませんが。
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はるか、このみ、あゆみ3人組。幼馴染のよっしー、りょっちー、超美形の先輩紗江。姉探しの旅に出た光太郎。
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私も中学時代、高校時代と“キシャツー”をしていました。当時のことを懐かしく思い出しました。
一夏の出来事が忘れられないくらい鮮明に記憶に残る…、そんな経験はなかなか出来ないと思いますが、もし出来たら、はるか達のように人生観が変わるでしょうね。若いっていいなぁ、高校生っていいなぁと思った本でした。
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安定の小路幸也
サクサク読めて分かりやすい。
気楽に何か物語が読みたいなって時にはこの人の本がいい。
北海道の田舎町、一両編成の電車に乗って通学する高校生たちの夏休みのお話。
生き別れたお姉さんを探すために東京からやってきた男子高校生との出会いが、みんなを少しだけ大人にする。
2時間ドラマにでもすれば丁度良さそうな内容。
登場人物がやたらハイスペックでそれありき(そいつに語らせることで)ストーリーが出来上がってる感じはあんまりすきじゃないなー。
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青春だなー。
この7人組がすきだな。
みんな素直でやさしくてあたたかくてまっすぐで。
よっしーはるか、紗絵よっしー、ひらがな三人組の組み合わせが特にすき。
東京で暮してきた、女の人 の後半、紗絵がキシャの中ではるかに伝えたシーンよかったな。
あんな風に言われたり思われたりしたいなあ。
すごく幸せだろうな。
そのあとのよっしーもよかった。
あゆみと紗絵のシーンもすき。よかった。
また7人であの砂浜でキャンプしてほしい。
再会した7人の姿も見てみたいなー!
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初めて小路幸也さんの作品を読みました。登場する人が皆んな温かくて、好きになりました。この作品の世界が好きで、ゆっくり味わおうと思っていたのに、一気に読んでしまいました。爽やかで温かい読了感でした。
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読んでいると登場人物一人一人の顔が勝手に浮かんできました。
小路さんらしく誰も嫌な人が出てこなくて、温かな気持ちになります。自分の学生時代を思い浮かべながら読みましたがこんなに純粋でキラキラとした高校生達を羨ましく思いました。