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リアルな近未来をみた印象
2015/10/21 08:24
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投稿者:keiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
空き家問題は本当に他人事ではすまされないと実感した。興味深かった。
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参考になった。
今まで、持ち家は憧れで、いつかは持ちたいと思っていたが、一考を要する時代になったと思わされた。
将来、家は、コストばかりかかる厄介モノになる可能性が高い。
自分が思っていたより深刻。人ごとではない、将来に向けていつかアクションを取らなければいけなそうだ。
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「住めば?」「住めません。」 「売れば?」「売れません。」 「貸せば?」「借り手がいません。」 「建て直せば?」「膨大な費用が掛かります。」 「更地にすれば?」「固定資産税が6倍に跳ね上がります。」 空き家が増えている。個人所有住宅も、賃貸住宅も。 Here,there and everywhere... そして何が起こる? 予想は可能、予測は不可能。かなり根深い問題。じわじわと浸透中。 解決の糸口、手さぐり状態、安易に答えは出ない。 人口減少傾向の日本国、現状の問題提起として実に意義ある内容。
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日本の住宅問題が深刻化していることを細かく解き明かす書。
昔は土地を持っていたことがステータスであったが、現在はそうとも言えないこと。
土地は車と違って、悪くなったら壊して捨てればいいものではなく、未来永劫そこに残っていくものなので、そこに価値がある以上、税金など払っていかなくてはならなくなる。
知らなかったことを知って衝撃を受けた。
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最近,「親の家をどうするか」という問題がクローズアップされていますが,この本もそれに関連する問題を指摘した本です。
他方で,マンションを購入したとか,家を建てたとかは今でも周囲でよく聞く話ですし,不動産オーナーになって,資産を増やしましょうというのもお金儲けの話になれば必ずと言ってもよいぐらい出てきます。
この本はそんな幻想を打ち砕くには十分なぐらい,正直救いようのない未来が描かれています。
この本で提唱されている対処療法は個人のできる範囲を超えています。
しかし,これからの政治を考える上ではもちろんのこと,自分はどう生きていくかということに深く関わる問題であることは間違いありません。
著者の考えに賛同するかどうかともかく,こういう実態があるということを知っているのと知らないのでは大違いです。
その意味では,読んでおいて損はない一冊です。
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前半は高齢化社会を背景にした不動産市況の分析から、空き家の今後の見通しが示されていて期待通り。しかし、後半は、空き家問題というより日本の不動産の構造改革の話になっていき、空き家問題から離れて行った。具体的事例も挙げられているが、一般的な応用の聞きにくい事例ではないだろうか。
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前半の空室問題の分析はなかなか興味深い。
ただし最後の方の改善方針については「このような考えもあるのだろう」という感じ。
後半は流し読みが多かった。
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2020空き家1000万戸に
首都圏個人住宅の空き家増加
コンパクトシティー
マンション建設費高騰人才不足
不動産のコモディティー化
空き家バンクの限界
多数決が正しくないという発想
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空き家問題から考える日本の未来の姿。
とても解りやすく読みやすい。もっと売れてもいいと思うなあこれ。
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空き家の増加・・・人口減、老人の単身者の増加、不動産に対する価値観の変化、団塊世代の第二のリタイアの影響。。などなどの考察は興味深かった。
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結局将来的にも、地価は(一部を除いて)下がり続けるものだという仮説を持って本書を読み進めたが、読み終えた後もその考えは変わらなかった。
本書はそことはやや焦点が異なっていたように思うが、問題提起としては、重要なものではないか。
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非常に興味深い内容でした。戸建に限らず、マンション、店舗などこれから深刻になるであろう空き家問題。データに基づいているので説得力もあり、空き家問題を認識しているかいないかで今後の「家」への接し方は全然違ってくると思います。面白かったです。おすすめです。
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今後深刻化する空き家の問題について論じている。問題解決の処方箋も提示しているが、簡単ではなさそうだ。
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2040年には空き家率が40%台を超える!?土地付戸建や区分所有マンションといったわれわれ日本人の一億総マイホーム所有信仰終焉の警鐘を鳴らす一冊です。それはマイホーム所有の価値のすべてが終焉するということではなく、誰もがマイホームを所有することによって幸せな将来を描くことができた時代が終わりを告げていることだと本書を読んで感じました。
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不動産市場の最前線で、活躍してきた著者だから見通せる日本の空き家問題。
まず、第1章で 増加し続ける日本の空き家 の実情をデータで示しながら、諸問題を列挙。
第2章で 空き家がもたらす社会問題 ということで、なぜ、空き家で放置されるのか、固定資産税、相続税などのコスト負担が明々白々ななかで、負の資産を持ちたくないという人々の行動原理をあぶりだしている。
次に第3章で 日本の不動産の構造改革 が求められるにもかかわらず、問題解決の先送り体質について書かれていた。
第4章 空き家問題解決への処方箋、第5章日本の骨組みを変える ということで、著者の問題解決の考え方、提案が粛々を書かれていた。
選挙、民主主義、誰もが責任をとらない体質、もう時間はない、まったなしのチャレンジが必要なのだが・・・