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面白かったし大団円のとこは小路さんの作品らしく良いんだけど、そこまでの過程が盛り上がった分だけ事件の謎解きがちょっと雑かなぁ。
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コーヒー屋のダイさん&仲間たちのお話第3弾。
前作から年数は経ったけれど、あいかわらずな雰囲気が
好き。
新キャラの甲賀さんが可愛い!
いじらしいあゆみちゃんや、たくましい丹下さんも好き。
三栖さんの友情物語に泣きそうになった。
ああ、人って悲しい。誰かを思う気持ちって美しい
けど、美しいから、悲しい。
さて、ダイさん。
彼女のこと、どうするのかな(笑)
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このシリーズは好きなはずだったのだが…。
コーヒーとミートスパとトム・ウェイツの雰囲気は楽しめた。
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数年の時を超えてシリーズ復活?相も変わらずのダイとその取り巻き。年月が進んだ分、少年少女だったキャラクターたちが、重要なファクターになっているのも一妙。相変わらずのキャラがミステリーを紐解いていく姿を追いかけていくのが楽しい。
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シリーズものとは知らずに読みました。
ここから入っても十分面白かったけど、1冊目と2冊目も読んでみたいと思える話でした。
こんなにヒトのことを想って生きられるかな?って、ちょっと出来過ぎみたいな話だったけど、心がホッコリしました!
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『モーニング Mourning』『コーヒーブルース Coffee blues』に
続く「ダイ」シリーズ第3弾。
東京バンドワゴンを始めとする他の著作より少しハードボイルド寄り。
前作から9年経過後のお話。
ダイも40歳目前、前作で一緒に活躍した面々も年をとって病気になったり、
相変わらず元気だったり、成人して立派になっていたり。
そんなある日、三栖の同僚刑事である甲賀さんがダイの喫茶店に現れ、
三栖と音信不通になっていることを告げる。
時を同じくして、あゆみちゃんもまた大学の親友と連絡が取れず
心配だとダイに相談しに来る。
ふたつの事件が絡まり、それを解く鍵は三栖の過去にあると睨んだ
ダイたちは僅かな手がかりを元に真相解明に動き出すのだが、、、
読者が真相に辿り着くのはちょっと厳しい展開かな。
ミステリというよりは、人間模様が複雑なハードボイルド。
とは言え、小路さんらしくラストはほぼ全て優しく収まるところに収まる。
前作では救出対象だったあゆみちゃんが、1回り以上も年上のダイに
恋愛感情を抱いていることが随所に描かれているのだが、その恋の行方は
今作では決着がつかず。
そのあたりを描くためにもぜひ次作を書いてもらいたい!
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2000年、北千住の“弓島珈琲”。店主の私(弓島大)を過去の事件から救ってくれた恩人で、常連客でもある三栖警部が失踪。三栖さんからとおぼしきメールには“ダイへ”とだけ。私と常連の純也は、早速探索に乗り出す。一方、私が過去に巻き込まれた事件に関わることになったあゆみは、女子大生となり、“弓島珈琲”へ出入りする。そのあゆみが、親友と連絡が取れないというのだが…。
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コーヒーブルースのときの僕から、ダイの一人称が私になっているのが、時の経過を思わされる。ダイもいまや40歳を目前にしている。だが相変わらず事件を引き寄せる体質はそのままなようである。周りを固める脇役陣も丹下さんや純平をはじめ、今回のキーパーソンである三栖刑事も相変わらず、というか増々格好よくて、久々に故郷に帰ってきたような嬉しさである。今回も事件はひとつではなく、別方向からダイのところにもたらされるのだが、結局はあちこちで点と点が繋がってひとつの太い流れになってしまう。いままでよりもダイの活躍が目立ったように思えるのは、それだけ経験を積んだということだろう。また数年後に会いたい一冊である。
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(2014/9/16読了)
「モーニング」「コーヒーブルース」と同シリーズ。「モーニング」は主人公ダイが45歳の話なので、時系列で言ったら、「コーヒーブルース」→「ビタースイートワルツ」→「モーニング」の順か?
またもや麻薬に関わる事件に巻き込まれる。青春時代の友情が大きく関わってくる。
「コーヒーブルース」同様、たくさんの偶然が重なり、事件の真相に素人達が迫る。こじつけも感じるけど、読者も無理なく一緒に推理していける。
ドラマティックな建て方、家庭的な温かみは、正に小路作品。
これも映像化にむいていると思う。
図書館の返却期限に間に合うか心配だったけど、後半の話の流れが早かったので流れに乗るようにサクサクと読み終えた。
(内容)
2000年、北千住の“弓島珈琲”。店主の私(弓島大)を過去の事件から救ってくれた恩人で、常連客でもある三栖警部が失踪。三栖さんからとおぼしきメールには“ダイへ”とだけ。私と常連の純也は、早速探索に乗り出す。一方、私が過去に巻き込まれた事件に関わることになったあゆみは、女子大生となり、“弓島珈琲”へ出入りする。そのあゆみが、親友と連絡が取れないというのだが…。
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ダイのシリーズ、めっちゃ好きです♪
設定は、ちょっとリアリティに欠けますが、そこは小路さんらしいということで、エンタメ重視でww
丹下さんのミートスパが食べたい~~!!!
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冒頭───
ひらひらと一枚、二枚、三枚と桜の花びらが散ってきてテーブルの上に落ちた。そのテーブルを拭いていた手を止めると同時に思わず微笑んでしまう。
遅咲きのこの庭の桜もようやく七、八分咲きになった。天気予報ではしばらく晴天が続くそうだから、今年も店にやってくるお客さんの眼を楽しませてくれて、それから庭中に桜色の絨毯を広げてくれるだろう。この桜は見事なほどに咲く花の数が多い。遠くから見るとまるで桜色の大きな塊があるように見えるほど。
かったるい。
まどろっこしい。
冗長だ。
冒頭部分は別にして、この作品全体の小路幸也の文章は私にそんな印象しか与えない。
いつまでこの喫茶店で、無駄な推理推測ばかりを大人数で繰り広げているのだ!! とイライラしてくる。
登場人物みんなが、あーでもない、こーでもない、と語り合う時間が長すぎる。すなわちそんな文章が、ページが多すぎる。
もう辟易して、途中で読むのを止めようかと何度も思った。
文章が簡単なのと、表現があまりに平易なので最後まで読み切ったけれど。
これはラノベか?
ぼくにはラノベの定義がはっきりとはわからないけれど、そんな感想を抱くほど、ありきたりで、あまりに安易すぎる文章表現とストーリーだった。
仮にも小説なら、もう少し言葉選びに神経を注いでほしい。
キャラクターにも全く魅力を感じなかった。
私に思いを寄せるあゆみちゃんの仕草は、まるで一昔前の女子中学生並みだ。
三栖に男として心酔し、彼のためになろうと思った松木の心情も不可解だ。
一人の男がそこまで惚れこむような人間としての三栖の魅力が、私には全然伝わってこなかった。
彼を助けようと思っていたなら、もっと何か凄いエピソードとかがなければ理解できない。
純也が普通の青年なのに、やくざの二、三人なら簡単に相手にできるように書かれているのも納得できなかった。
だって、普通の若い男だろう?
やくざは怖いよ。拳銃だって持ってるかもしれないんだし。
卒業した学生の素性が大学に行けばすぐに分かるというのもおかしい。
個人情報保護の厳しいこの時代に、大学に行って尋ねてもOBだからといって簡単に教えてくれるわけないじゃないか。
事件解決への道のりも、取ってつけたような無理な推理だし、三栖と松木のラストも何だかなあ、という感じ。
薄っぺらなテレビドラマを観終わったような気分だった。
小路さん、もう少しまともな小説を書こうよ。
まあ、文章表現が陳腐で読みやすいので暇つぶしにはなるけどね。
という超辛口評価でした。
でも、新作が出たらまた読むな、暇つぶしに。
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シリーズ3作目と知らず読んでしまった。
早速、前作も、読まなくては。
読んだら、ダイさんと三栖さんコンビのことが、もっと、よく分かるかな。キャラてきには、お好み。
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弓島珈琲シリーズ第3弾。いつもの登場人物は小路的でコレに文句を言うつもりはないのですが、ミステリとしてはいくらなんでもご都合主義が過ぎるという事で★三つ。
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「モーニング」「コーヒーブルース」に続くシリーズ三作目。時の流れとともに主人公たちが歳をとり、さまざまな人間関係の変化があるところも魅力。そしてさらにこれからの展開も読みたいぞ。
三栖の失踪という大事から始まる物語。めったなことはないだろうな、と信じつつも、それでもどきどきはらはらさせられっぱなし。思いもかけない繋がりが出てきたり、というのはやはりの展開で。そしてとある友情の物語にはしんみりさせられました。こういう関係ってのも素敵ですね。
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シリーズ三作目。前のをほとんど忘れて読んだか、所々の説明で思い出した。話は何かめんどくさかったが、楽しめた感じ。
2014.8.13
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前作から9年、初代クロスケが死んだ。あゆみちゃん弁護士目指す大学生、苅田さんは胃癌で入院中、橋爪は介護施設、三栖さん、松木さんの関係がかっこいい。最後、三栖さん良かった。「自分の人生など、ちっぽけなものだと自覚している、毎日をささやかに生きていければそれでいいと思っている。でも、強い思いを抱いた人たちが周囲にいたのなら、それに誠実に応えていくのも、自分にできることをするのも人生だと思っている。」