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投稿者:スイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おんなのしろいあしがぺたぺたと足音を立ててついてくる。恐怖にかられた少年が夢中になって逃げるページを開いたときには少しドキッとした。
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怪談えほん。
ぱっと読むと、あまりなんの変哲もないように思える話。たいして怖くもなんだけど。……う、さすがは岩井志麻子さん。「しろいあし」の印象が鮮烈で、単なるお化けへの恐怖よりも魅入られることへの恐怖が感じられました。
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出る場所に入ってしまった男の子の恐怖体験を描いた怪談えほん。
岩井志麻子らしい、恐怖と共に艶かしさもある、色っぽい作品に仕上がっています。男の子にこの本を読み聞かせたら、恐怖と共に、女性の足にちょっとした性的欲求を抱いてしまうかも。
怪談を嗜んだことがある人なら、心霊スポットに行く怖さや無謀さは解るでしょうが、怪談を知らない子供、特に男の子は、勇気があること、強いことを示すために、どうしてもこういうことをしてしまいがちです。
だから、この絵本を子供に読み聞かせたら、最後に一言、こう言ってみましょう。
「だから こういうところには さそわれても いってはいけないよ?
――ついてくるかも しれないから」
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お化けスポットに行ったら、
おんなの白い足がついてきちゃった小学生の話。
怖いだけじゃなくて色っぽいのが岩井さんらしい(笑)
それにしても、やっぱりこの怪談えほんシリーズは、
大人が好むシリーズだなー
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怪談えほんの怖さは異常。しかし、その怖さがクセになる。大人でもビビるのだから子供はもっと怖いのかなといらぬ心配をしてみたり。結構、リアルだなと思う。
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もしかして、気にいられた?
憑りつかれたというよりは、気に入られたような感じがします。
凄いタイトルだなと思ったら岩井志麻子さんだった。何となく納得。
なまめかしい。
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怪談絵本シリーズ第7弾。
実体験するとしたら怖いだろうけど怪談話としては王道。
単純に怖いと言うよりも、なんだかエロチシズムを感じてしまう。
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怪談えほんシリーズ第2弾の中の1冊。雨の日の出来事を水彩画で描き、暗く湿っぽい空気感がただよう。怖さだけでなく、その裏になまめかしさもあるような・・・。
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だから絵が怖いって!!!
これから少年はずっと女の白い脚に追いかけられ続けていくのかな………こわいね……こわいね
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≪県立図書館≫
白い足がついてまわるのが、子供たちは不気味に感じたようだった。
絵も、幽霊やおばけの空気をまとっていて、怖い。
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「あの」岩井志麻子さんの絵本ということで読んでみる。
怖いページもあるけれど、艶めかしい割合が強いように感じた。想定している読者層は何歳くらいなのかなぁ…。
ともあれ、このシリーズは追いかけよう。ぺたぺた。
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ホラー小説大賞受賞「ぼっけえ、きょうてえ」の人か。
これを読んだら
この絵本の意図がもう少しつかめるだろうか。。。
恐いのだけれど、しろいあしが何より艶めかしく感じるというか。。
とりあえず、首つり自殺なのかなぁ。。。
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正統派の怖さですね。最後まで読んでじわじわと怖さが伝わってくる感じです。つまらない意地や好奇心で踏み込んではいけないところに入ってはいけません。おばけを馬鹿にしてはいけません。ぺたぺたという擬音を加え、寺門さんの描くしろいあしが怖さだけでなく妙な艶めかしさも運んできます…がそれは私が大人だから思うのであって、子供が読んだら純粋に相当怖いでしょうね。
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「岩井志麻子だもの、そりゃ怖いでしょ」とハードルを上げに上げて読んだのに、想像の斜め上を行く怖さだったので逆に笑ってしまった。
『おんなのしろいあし』。タイトルがもう岩井志麻子だもの。
なのにこの装丁。少年。青空。そして虹。
あれっ?あんまり怖くないのかな?と思って表紙を開きますでしょう。
そしたらこの扉ですよ。女の白い足。泣くわ。
で、まさか、と思って見返しを見直したらやっぱり女の白い脚。嗚呼。
表紙・見返し・扉だけでちびりそうになりました。
本編は言わずもがな。まさに怪談えほん。
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怖さはそんなに感じなくて、岩井志麻子さんということもあり、フェチシズム開眼の話に受け取れてニヤニヤしてしまう。