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シリーズ第十五弾
よくもこんな出鱈目のストーリ展開が?と言うより都合よく話が出来上がっていくとい感じ、
文庫本の連続物はよほど良くないとしんどい
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大富豪同心シリーズ、15作目。
今回は上州への隠密廻旅。と思ったら、話は次作へと続くようです。前後編の前編といったところ?多少、事の真相は露見して終わってくれるので良しとしますが、意外にも前作の名残があって、シリーズ読者としてはナルホドなぁと唸らされました。
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大富豪同心シリーズ15作目。
シリーズ初の2冊もの(3冊かもしれないけど・・・)。
次巻に続く・・・で終わっているので消化不良気味です。
オトボケ主人公にニヤニヤしながら、
勧善懲悪の話を1話完結で読み切れるのが良いところなのに。
次回作が出る頃まで内容を覚えていられるでしょうか…。
船が転覆して御用米が流された!
という訳で、ドケチな札差の爺様が中山道をすっ飛んで行き、
とばっちり(?)で隠密廻同心を拝命した卯之吉も江戸の外へ。
あの悪党、お峰や天満屋も再び登場。
その他にも悪事に加担しているらしい登場人物たちがちらほら。
なのに、勿論あの卯之吉ですからすっかり物見遊山気分です。
あっちへふらふらこっちへふらふらで、
読んでいるこちらの方がイライラするやら銀八に同情するやら。
その間、チーム卯之吉ともいうべき荒海一家や水谷様は、
無能なトップを余所に中山道のあちこちで頑張ってます。
大雨も夜の暗闇もなんのその、同情を誘わずにおれない健気さです。
で、次巻に続く。
うーん、なるべく早く次回作が出ることを希望します。
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やる気がない主人公がやる気がないままに事件が解決し、評価が上がってしまうという、なんともありえない物語だけれど、やる気のなさが振り切れているおかげで、飽きずに読むことができてありがたい。 シリーズ15作目は正味100分で読み終えてしまった。 後には何も残らず。エンターテインメントの王道。
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他の方も書かれてるが、「続く」で終わったので唖然。このシリーズは1作でチャンチャンで終わるのがいいとこなのに・・・
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すごく久しぶりにこのシリーズを読んだのだけれど、ちょっとした言葉や動作、表現に何度も笑ってしまった。それもこれも全て、卯之吉の設定の愉快痛快さにつながる。いいキャラクターを産み出したものだ。