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キャッシュが大事。借金してでもキャッシュは置いておけ。
経営指南書の中では、わかりやすく説得力のある内容であった。
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資金繰りについてのノウハウ本。
内容自体は言われてみれば確かにと言った基本的なものである。
自分で起業した時に、本書を読まずしてキャッシュインは早く、キャッシュアウトは遅くという大原則を諸規定に落とし込めるかというと必ずしも実施できていない企業が多いのではなかろうか。
スタートアップでは資金繰りが最重要ポイントと言っても過言ではないのでスタートアップ企業が読んで損はないかと思う。
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財務分析をある程度学び、頭の体操として、机上の空論として、経営者に対して第三者の目線で会社を見る事ができるようになった今、では経営者から見た経営とは?と思い手に取った。
言っていることはシンプル。
・会社はキャッシュの枯渇による債務不履行により潰れる。
・だから、キャッシュインを自分に有利になるよう工夫する。
(1)キャッシュインを増やす。
(2)キャッシュアウトを減らす。
(3)CCCを早める:
①キャッシュインを早める。
②キャッシュアウトを遅らせる。
論理的には当たり前。だが、これに対し、実に実践的な方策を提案してくれる当たり、会計士・税理士かつ経営者たる筆者の力量か。
ただ、それ以上に、会計士・税理士というプロの視点からの助言に加え、著者自身が破綻寸前まで陥った起業家だからこそ滲み出る想いを感じ、読んでいて、まるで自分のが経営者だったかのように心が動き、読み切るのが楽しかった。