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こぼれ落ちて季節は

こぼれ落ちて季節は みんなのレビュー

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みんなのレビュー16件

みんなの評価3.3

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

2015/02/20 22:38

投稿元:ブクログ

 連作6編。1章が2人の視点で構成されています。同じような場面が違う人からみると…といった形でも楽しめます。
 加藤さんで期待していたのですが、今作はあまり合わずでした。なんだかどれも消化不良に感じてしまいました。
 1章の木崎愛l今川那美香が最後の6章でも語り手となっています。それぞれの章の人物が少しずつ他の章でも出てくるのでつながりも楽しいと思います。

2014/11/28 21:47

投稿元:ブクログ

2014.11.28読了

男と女。好きと嫌い。
簡単なことなのに、複雑に交錯するもの。
加藤千恵さんの作品は読みやすいです。
後味もスッキリ

2016/02/13 17:07

投稿元:ブクログ

かとちえさんの短編集。
みずみずしいというか、リアル。

・友だちのふり
新ちゃん。主人公の愛ちゃんの気持ちはめちゃ分かるなぁ。
幾度ともなく体験したことがあるので、共感できたしシンクロした。愛と那美香が対になってるお話だったけど、私だったから断然愛側になると思う。
男の人の方が特に、わーっと燃え上がって、さーっと冷めていくんだよね。。でも、ふたりでわーっと燃え上がってるときのことって、何ものにも代えがたいし、「あー生まれてきてよかったなぁ」って思える素敵な瞬間だったりするから、その後、このお話の将来起こるかもしれない、さくっと捨てられる、ことになったとしても、その想い出って消えないんだよね。

・逆さのハーミット
彼女持ちの男の人にハマっちゃう気持ち、わかるなぁ。。。典型的なやつだー。と思いながら読みました。
へんに魅力的になっちゃうんだよね。

・向こう側で彼女は笑う
これは、対になってる話の関連性が見えなかった。。
だけど、かなみの彼氏の大地が、転職ばかり繰り返して落ち着かない。いつも同じような愚痴を言う。会社側に問題があるんじゃなく、自分に問題があるのではないか、っていうのはすごく理解できたなぁ。。
それでも、それだけだと、別れづらいよね。他は別に悪いとこ見当たらないのだから。。

・この人かもしれない
旦那さんが女の子を妊娠させた。しかも、結婚するかもと言っている。。つらい話。こんなの現実にあるのかな?でも元々、ダメになりそうだった気もする。
そして、対になってるマスターの方は逆に、旦那さん持ちのひとと付き合っているという話。
マスターが付き合ってる女性の描き方がうまいなって思った。決して店にはこない、っていうところとか。そういう方が気になるよね。

2014/09/08 22:14

投稿元:ブクログ

あの子になりたい、そうしたら幸せになれるのに!そう思ったこと、恋する女子なら一度はあるはず。でもあの子にだって悩みはあるんだなあ。

2015/04/11 11:58

投稿元:ブクログ

いろんな視点から見たひとつの日常、少しずつ絡み合っていて面白かったです。みんな何かを思い、考え、何かを抱えながら生きてるという当たり前のことを改めて思い出させてくれました。
大学生の背伸びした恋は昔を思い出して心の奥がキュッとなった。最後には月日が流れて大人になっていて、結局その時はいっぱいいっぱいでも時は流れるし、その時の思いはいつまでも続かない。その時キラキラしていた人やものが数年先もキラキラしているとは限らない。キラキラし続けるにはたゆまぬ努力が必要、などいろいろ考えさせられました。
こぼれ落ちて季節はってタイトルもとてもしっくりくる。人生ままならないことは多い。それでも自分を信じて前向きにやってくしかないのかな。今の自分にはとても突き刺さります。ある意味いいタイミングで読めたのかもしれない。

話が収拾つかなくなるのはわかるけど、さつきや陽輔、真貴あたりの視点も見てみたかったなぁw

2014/12/15 16:12

投稿元:ブクログ

大学のサークルで片思いする男女など、恋をしながら10代から30代の大人になっていく過程を描いた連作短編集。

2016/10/14 21:02

投稿元:ブクログ

それぞれの思いを抱えて、
見えない相手の気持ちを想像して
想像したって正解はないのに
想って想って。

2014/12/02 17:37

投稿元:ブクログ

カンバラクニエさんの表紙に惹かれ、手に取ってみた。どんな内容かはよく知らず、でも加藤千恵さんなら間違いないだろうと思って読み始めたら、予想以上にハマった。彼女の作品はいつもそうなのだけど…やめられなくなり一気読み。
連作短編集なのだけれど、それぞれの話に二人の語り手が存在する。後輩/先輩、姉/妹、高校時代の同級生の男/女、などなど。背中合わせのストーリーは、同じ場面でも語り手を変えるとこんなにも状況の捉え方が異なるのかとぎょっとする。相手への嫉妬。報われない恋心。諦め。虚栄心。裏切り。…こう並べてみるとマイナスの感情ばかりだけど、決して後ろ向きな内容というわけではない。連作短編という形式で、それぞれの登場人物がゆるやかにつながりながら、自分の足元を見据えていく。
淡々とした文章の加藤作品の読みやすさは相変わらずなのだけど、作品を発表するほどにビターさが増していきますね。その苦さがクセになっています。短編のタイトル「この人かもしれない」、これは「運命の人に出会えたわ」的な恋愛ものなのかと思ったら、全然違いました(汗)自分の年齢的にも、一番この話がほろ苦くて共感できた。男女の関係、一筋縄じゃいかない感じが好きです。
全体的に、男のたよりなさというかダメっぷりが際立ちました。特に、計算高い女子を「天然」と勘違いし(養殖女子ですか?)翻弄される長谷岡君に「あ~あ」だよ。
若さゆえの、理想破れての躓きなんかがリアルで、いい年した自分でさえ「うう…」と呻きたくなる。でも、加藤作品のそんなところが好きなんだよね。不毛な恋愛から、何を学び、どう歩んでいくか。「こぼれ落ちて季節は」というタイトルも、うまいなと思いました。

2015/01/23 20:07

投稿元:ブクログ

学生時代の甘い・切ない・ちょっと背伸びした恋模様。
自分の気持ちも分かんないのに、身近にいる人たちの心の動きなんて 見当もつきやしない・・・・

そんな懐かしい、甘酸っぱい心のストーリがふんだんに載っています。
(私は恋しているけど、何気なく気になる彼の気持ちは・・・?)そばにいる登場人物の対比が面白かった。

2015/03/13 09:47

投稿元:ブクログ

当然のことではあるが。

いろんな人がいて、いろんなことを考えて、時にはソレを隠したり、作ったりしながら、毎日必死で生きているのだなということを思い知らされる。連作短編はあらゆる角度からモノゴトがみえて好きだ。

悲しいけれど、ヒトは常に自分にないものをココロのどこかで求めてしまう。相手の良いところを認め、自分に自信を持つというのは実はとても難しい。

2015/06/10 14:52

投稿元:ブクログ

ひとつの物語を別の人物の視点から2サイドで書いた短編集。どこかのまちかどで今も繰り返されているかもしれないお話を紡ぐのがやはりうまい作家である。最初と最後は語り手が同じふたりだが年月がたち、みんな大人になっている。各話の登場人物は順番につながっていく。1話の脇役が2話では語り手という風に。

2014/12/17 18:18

投稿元:ブクログ

フリーペーパーを作るサークルに所属しているメンバー、その友人や周りの人たちなどの連作短編。

一篇のなかに二人の語り手がいて
同じ場面が別の視点で繰り返されたり、
語りだしの言葉が同じだったりと、構成が凝っていました。


加藤さんの描く世界は、やはりどことなく切ない。
切ないだけで終わらず、
冷静に真理をついている気がします。


特に『向こう側で彼女は笑う』が女性としては
かなり共感できた。


いくら仲が良くても、友人と自分を比べてしまうこともあるし
言えないこともたくさんある。


なんだかやるせないけど女子の人間関係ってそういうところがあるのも現実。


最初の『友達のふり』と最後の『波の中で』は
愛と那美香という同じ人物が語り手なんだけど、
いい意味でも悪い意味でも、大人になったなーと感じた。

月日の長い間を感じる構成になっていました。



他の短編でも、その後がちらちらとわかったり
物切れじゃなく、続いてる感じがよかった。

2014/10/08 02:38

投稿元:ブクログ

大好きな加藤千恵さんの小説。
ひとつのお話から、また誰かのひとつのお話へ繋がっている連作形式。
みんな心の中に色々な気持ちを持っている、
何がしあわせなのかは、ひとそれぞれ。

2014/12/13 15:50

投稿元:ブクログ

加藤千恵さんの作品を読むのは5作目。加藤さんらしく切ない恋愛のお話でした。6編の連作短編集。それぞれの視点で描かれるのですが面白いのが1つの章を2人の視点で描かれ、それぞれについての想いが描かれているので、わかりやすかったです。加藤千恵さんはビターな恋愛を描かれることが多いですが今回も切ないです。こんな風なことはよくあるんじゃないかなぁと思うのも多くリアルに感じました。皆の切ない想いがわかり、読みながら自分も切なくなったり、恋してキラキラする気持ちもわかり楽しむ事ができました♪とても読みやすかったです★

2014/11/15 18:13

投稿元:ブクログ

加藤さんの本を読む時すこし可愛くなる気がする。
もちろん実際は全然かわらないし(当たり前)だらしなく寝転がってよんでたりするのだけど、それでも読んでる最中はぎゅっと心を痛めたりドキドキしたり恋をしている。作中の誰かにときめいたりしている。
リアルな、という言葉を安易に使いたくはないけど加藤さんの描く世界は友達の話を聞いてるみたいであり、自分の事のように身近な感じがする。
見た目クールなひとも恋してる時は一生懸命だったり必死だったり格好悪かったりする。それがいい。って思える感じ。
加藤さんだからという先入観もあるけど、ギュギュッと登りつめてスパッと切れる感じの潔い切り方もすきだ。短歌のようにサッと切れる感じ。うまく言えないけど美しく感じる。

恋したいな、と思った。
焼きそば食べたいな、とも思った。絶対みんな焼きそばーって思うと思う。塩じゃなくてソース。
装丁も美しくて作中のある一人の女性の絵だなと読み終わってから知った。
大事に読み返したい一冊。

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