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シリーズ当初は単純に昨今の魔王勇者系の流行りに乗っかった作品かなと思っていましたが、開いてみれば仲間との絆を守るために突出した力は無いが機転と熱い心を持った主人公がコメディタッチで奮闘する仲々良いお話でした。
レーベルのプッシュが少ないせいか打ち切りと思われる勢いで本巻にて完結しているのが非常に勿体無く感じます。
作者の力量で綺麗にまとめられててはいますが、後半たたみにかかっているのが感じられ寂しい思いです。
ダメ人間?ながら憎めない愛嬌を振りまいてくれたドラゴン少女のフェリスやポンコツ可愛いアンデッド少女のタニヤ、若干チョロ臭のする高レベル女冒険者のリオ、健康的なお色気と先輩の気遣いを見せてくれるセイレーンのセレナさんなど愛すべきキャラクター達の今後を見ることができないのは非常に残念です。
恥ずかしながら作者のお名前は存じてましたが今まで未読だったため、ぜひ他の既刊シリーズも読んで見たいと思います。
追記
作者のブログを見に行き、もともとモンスターや妖怪愛好家であることを知り納得。
私も同好の徒であるため親近感を感じました。
水木しげるさんの妖怪大百科シリーズ私も全巻もってますよ。
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今巻は、千魔迷宮に買収されブラック企業となった迷宮で、魔界を巻き込んでストライキをする話。小さなものが大きなところに反抗するのも、アイディアを捻って行動するのも、盛り上がりも何もかも良かった。
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カワイイ魔物たちとにぎやかにダンジョン経営を繰り広げる様子がとても愛くるしくて、なんか憎めない作品。
1巻を読んでから随分経っているので忘れてしまっている部分が多く、こんな設定だったっけ? なんて、思い出しながら読む羽目になったのが悔やまれます。続けて読むべきでした。