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シリーズ3作目。
ちょい役で登場する、同心や与力の方々が“栗田、椀田、矢崎、田所”など、聞いたことのある名前で「ニヤっ」という感じでした。時代設定的に、“彼ら”の祖父にあたるのかな~?
風野作品の愛読者には嬉しい遊び(?)でした。
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ときは元禄。
久留米藩21万石6代藩主の則維さんは、実は水天宮の虎と呼ばれるやくざもので…。
まぁ、暴れん坊将軍とか遠山の金さん系のお話だよ。
実は大名がやくざとして一般庶民のなかで暮らして、ついでにお上とは違ったやり方で悪を懲らしめるってヤツ。
文字が大きいのでサクっと読めるし、頭も使わずに楽しめました。
風野さんの文章は、軽快で味があるよね。
吉原の二升太夫さんとの仲とか、恋敵でもある紀伊国屋文左衛門がけっこうなワルなのかとか、綱吉将軍と柳沢さんとの仲とか、伏線もどんどん出てきて、次が楽しみだな~♪
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第三弾
有馬藩の借財三万両を、紀伊国屋に肩代わりさせべく策動
独眼竜の常を倒し、赤穂浪士の背後の陰謀、国元からの刺客と忙しい
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邪魔者をどんどん消していく虎之助。っていうか、手ごわく思えた敵が、こうもあっさり消えていくのは、ご都合主義に思えなくもない。
知恵と口先で、紀伊国屋から三千両もの大金をせしめた虎之助は、一体どこへ向かうのだろう。