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もっと難しげな本で挑戦して挫折した。この本が救ってくれました・・・いつかまた難しい本にもチャレンジしよう・・・
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面白い段や、有名な段だけ抜粋されているので、「興味有るんだけどな、でも読み切れるかな?」という初心者には図解もあるので入りやすい一冊。
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このシリーズ本当に好きだ。考察部分が何かしら笑える。一番好きなのは各段に素敵な副題をつけておられる源氏物語のビギナーズ・クラシック。これを片手に高校古文は乗り切ればいいよ。
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枕草子約300余の章段の中から、有名なものやおもしろいところだけ寄り抜いた本。現代語訳と解説がついてるので、古典に馴染みがない人でも楽しめます。
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中学のころ暗記させられた「春はあけぼの〜」で始まる一節を無性に思い出したくなり買った。
この文のリズム感みたいなものは心地いいし、頭に残る。
カラーの便覧も見ていたせいか、情景がありありと浮かぶ。
当時の風俗もうかがい知れてとても面白い。今と変わらないものもあるんだなあ。
現代語訳に頼らないよう、また古文の勉強がしたくなった。
古文には言葉の面白さ、音のよい響がある。
「徒然草」、「平家物語」も読みなおそう
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『枕草子』(清少納言、角川書店編、2001年、角川文庫)
「春はあけぼの」で始まる三大随筆の一。「をかし(おもしろい、趣があるの意)の文学」と言われるが、たしかに読んでみると自然に関する記述が多い。
枕草子は現代の日本人にも通じる随筆であって、自然の事、人間関係の事、すべてがおもしろい、すなわち「をかし」なのである。
本書は現代語訳がついているので安心して読めるし、枕草子全文の中で編者が選んだ秀逸なものを集めているのではずれがないし、解説欄に平安時代に関するコラムもあって勉強になる。
(2009年8月11日)
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枕草子ほどきゅんとする随筆はありませんことよ! とさらにお薦め。ビギナーズクラシックスは抄録ですけどミニコラムもついてて読みやすうございます。きゅんとして、想像の翼をはためかせながら読むが吉。
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こちらも持ってるものの、まだ手を出してない一冊。
チラ見する限り、女性は共感するのではないかしら?という
かわいいような、せつないようなエッセイのようです。
当時の文化もだいぶ分かりそうです。
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古文の言い回しを見る前に、現代文で説明してあるので、拒否反応が和らぐのかもしれませんね。古文に馴染みが無くても読める本です。昔の文化で解りにくいものは絵で補ってあったりする点も初心者にはお勧めです。
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枕草子の中でも初心者に向けて有名なところを中心に厳選されてる。初めて読む方にはオススメ。
大学受験から離れて読むとなかなか新鮮な気分で読める。
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「ちかくてとおきもの」が印象に残っている。受験勉強から離れ、興味に従って読んでいくと、意外におもしろいことが書かれている。とくに解釈が難しいということもない。食わず嫌いでした。
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「これから『枕草子』に親しもうという方のための入門書である」というのが編者である坂口由美子さんの言葉。同じ角川ソフィア文庫の『枕草子―付現代語訳 (上巻・下巻) 』を典拠としている。全部で300を越える章段の中から78段を選び出し、現代語訳と本文、そして丁寧な寸評が付けられている。
歴史的仮名遣いの原文と現代語訳は総振り仮名付き、解釈文にも固有名詞を中心に振り仮名が付けてあるので、古典初心者でも安心。さらに「寸評」と称される解説部分が優れていて、著者である坂口由美子さんの熱心さが伝わってくるし、挿画や図説も充実しているので分かりやすい。
また、巻末の解説ページでは『枕草子』の概要に続いて『枕草子』の楽しみ方が書かれているのだが、ここも絶対におすすめ。『枕草子』に限らず、古典の楽しみ方や理解の手順と深め方について詳しく書かれているので、最高の入門書だといえる!
注釈的な現代語訳が一部にみられるが、これも入門書としては仕方のないところだし、全体的には申し分のない仕上がりだと思う。学校で教える古文にも、本書のようなアプローチの方法が試されても良いんじゃないかと思う。そして、古典文学に親しむ人が増えれば、「好きなジャンルは日本古典文学」と言っても、珍しいものに出会ったときのような「へえ~」というリアクションが減るんじゃなかろうか?
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随筆というより批評文
わかる!と思うことや、今の感覚では驚くことが軽快な論調でかかれていて読みやすい^^
清少納言は文が少し読みにくいけど
訳のおかげですいすいよめる
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古典だけれど、エッセイ集として読むとめちゃくちゃ面白いです。
清少納言の素直な感性や、鋭い観察眼など、現代にも通じている部分が多くて思わずうなずいてしまったり。
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清少納言の情緒溢れる文体が素敵でした。昔の人も感じる事は同じなんだなぁと思いました。明るく輝かしい定子時代が書かれている一方、不幸な出来事については触れていない。その分、この作品が際立って見えるし、清少納言のカリスマ性が光っていて良いなぁとしみじみ思いました。