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アンソロジー好き
2020/12/09 21:12
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投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがに乱歩賞作家さんをあつめてくれただけあって、一編一編短めなのに、モノ凄い読みごたえでした。お得感満載で、ありがとうございますって感じです。
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7人の江戸川乱歩賞作家への挑戦状。「2013年9月7日正午。主要人物が帝国ホテルにいる短編ミステリーを執筆せよ。テーマはデッド・オア・アライヴ、生死の危機」。挑むは薬丸岳、竹吉優輔、高野史緒、横関大、遠藤武文、翔田寛、鏑木蓮。命懸けの謎に溢れたこの世界は天国か地獄か。豪華競作アンソロジー!
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7人の作家さんによる競作短編集です。
個人的にちょっと当たりはずれというか、好き嫌いが分かれてしまって、あんまりだな~という作品はななめ読みみたいにしてしまいました。
「クイズ&ドリーム」「墓石の呼ぶ声」「水の泡~死を受け入れるまで~」あたりが好きでした。
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比較的新しい7人の江戸川乱歩賞作家達のアンソロジー。お題は、贈賞式が行われる帝国ホテルを舞台に時間は2013年の9月7日の正午。これに登場人物の生死の危機を組み込む。
ほぼ初読の作家さんが多く、とても楽しめました。こんくらいでは、楽しめないミステリーに詳しい方は、多いかと思いますが、最近、面白く無い小説も果敢に読むので、こんな面白いものをいつも読んでいるのは、狡いのではと思うのです。
とはいえ、7人7作ですので、好みのものとそうで無いものはありました。
横関大さん「クイズ&ドリーム」は、なんとなく先は読めてしまう作品でしたけど、「バックトゥザフューチャー」を懐かしく思い出して、ラストも優しくて好きでした。
高野史緒さんの「悪魔的暗示」は、帝国ホテルのラウンジがよく似合う、歴史の裏を、老人とひ孫のお嬢さんの雰囲気が好きな作品でした。
横関さんは、他の作品も読みたいなと思います。