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真実の朝鮮史 663−1868 みんなのレビュー
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紙の本
炯眼の2人をもってしても、スカスカ
2014/12/07 20:25
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:愚犬転助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝鮮半島史に、良書はない。多くは左派史観であり、あまりに朝鮮半島国家にへりくだりすぎていて、実情が伝わらない。読んでいて、なんの話やらワケがわからなくなってくる。もっとまともで、スパッとした切り口の朝鮮半島史本はないかと探ししているうちに、同書の登場である。倉山満はいまもっとも切れ味の鋭い評論家、それも、全世界を見渡している傑物だ。一方、宮脇淳子は満洲、モンゴル史の大家であり、明快な語り口の硬骨の女傑である。この2人の傑物をもってしても、中身の薄い朝鮮半島史であった。
朝鮮半島史に語るべきものがないからといってしまえば、たしかにそれまでだ。しかたなく、日本史と比較しながら朝鮮半島史を切り捨てているのだが、これではスカスカの本にしかならない。朝鮮半島史を対談でわかろうとした小生のほうが、安直だったということか。対談としては、おもしろいのだが。
宮脇先生には、単独で朝鮮半島史を執筆していただきたい。それも、満洲史、モンゴル史、中国王朝史と絡めていくと、朝鮮半島が理解できるような気がする。
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