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訳は硬さがどうも気になってしまう。これは海外物にはどうしても感じることだが。難しい単語も使っているし。幾つかは辞書を引かないと意味が分からなかった。これって現場を綿密に調べていたら、もっと早く犯人が特定されたような気がしないでもない。
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独創的な世界観の構築が求められるSFと、現実の緻密な描写が求められる推理物とを、同時に描いた傑作。SFとは決して絵空事めいたファンタジーではなく、血肉のある人間像とその背景である社会と歴史がきちんと想定されてこそ「SF」となりうるのだと証明している。地に足の着いていない設定ばかりの昨今のSF映画にこの姿勢を見習って欲しい。
人間とロボットの関係を描いたもので、イライジャとダニールの信頼関係以上に説得力のあるものを私はまだ見たことが無い。
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ロボット三原則を提唱したアイザック・アシモフの刑事とロボットの物語。
ロボ嫌いでアンチ宇宙人の中年刑事・ベイリが宇宙製の最新人型ロボっと・Rダニールと無理やりダッグを組まされ宇宙人殺害事件を解決してゆく物語。
ジャンル的にはSFサスペンスですが、どちらかといえばベイリとダニールの交流と宇宙人の都市や、ドームという密閉された地球人の生活を辿って犯人に辿り付くというロードムービーのようなのんびりさ。
古典SFの文章のクセもあまりなく、気軽にサクサク読めます。
が、中年おっさんや無機質保護者ロボ萌え傾向のある人にとっては心臓に負担がかかるので注意。
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SFを舞台にしたミステリです! もう何度も読んだタイトルです! 遥か未来、スペーサーと呼ばれる宇宙で進化した人間と地球に残った人間の間の格差は広がっている世界。そのスペーサーが殺された。地球人刑事イライジャ・ベイリとスペーサーのロボット、R・ダニール・オリヴォー。一人と一台はスペーサー殺しの犯人を突き止めるだろうか? 今はすっかりと有名になった「ロボット3原則」の出典はこのタイトルです。
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ロボット三原則。(ちなみに『ロボット』の語源はチャペックから)ロボットのダニールとイライジャのコンビが好きです。
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未来SFミステリー。ロボットと刑事の奇妙なコンビは事件を解決できるのか?とりあえずこれをよんで、どんどん続編に向かってほしい話です。イライジャがカッコいいから(笑)ダニールやジスカルドも捨て難いけれど、やはりイライジャでしょう!
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主人公の刑事ベイリが人間の憎悪の対象となるロボットのパートナー、R・ダニールと宇宙人殺害の捜査に乗り出す。
ベイリをはじめとする人間たちの自分たちと違う人種に対する憎悪や敵対心、第一条を巡るロボットたちの謎の行動…
ベイリが次第にパートナーに対する不信感を解除させていく描写がすき。
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ベイリ&ダニールシリーズの第一作目。地球人の刑事とロボットがコンビを組んで捜査にあたる、という話。
ロボットに対して偏見を持っているベイリが、ダニールに接してかわってゆくところがいい。
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人間の刑事ベイリとロボットダニールの二人(?)が活躍する、ロボットミステリーシリーズの第一弾(勝手に呼称)。
世界の縛り(ルール)によって成り立つミステリーと世界の広がりをウリにするSFが見事に融合した傑作です。
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宇宙人居住区、宇宙市で起きたサートン博士殺人事件。警視総監であり友人であるエンダービイの依頼で捜査にあたる刑事ベイリ。パートナーは異星人が話からの要求でロボット・ダニール。
宇宙人やロボットに対する不満が渦巻くニューヨーク市。宇宙人排斥のための組織。暴動の危機。警察署内で破壊されたR・サミイ。武器の持ち込みが不可能なシティでの犯罪の謎。ベイリに捜査を依頼した異星人の真意。
2009年5月1日購入
2010年8月30日読了
2011年6月19日再読
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SFものです!ロボットです!ミステリです!
「ロボット工学三原則」という言葉はSFを読んだことがなくても知っている人も多いんじゃないでしょうか。第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない云々てやつです。
この話はアシモフが提言した三原則の盲点をついた傑作として名高く、がっつりSFでありながらもストーリーの軸はミステリなので普段SFを読まない人でも読みやすいと思います。
主人公イライジャと相棒でありロボットであるダニールが段々友情を深めていくさまも必見です!
続編として『はだかの太陽』『夜明けのロボット』『ロボットと帝国』などがあるので面白かったら続きもどうぞ!
by渚
なんでNO IMAGEなんですかね、結構有名なのに……orz
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この本はSFの原点だよね〜
1953年に書かれたものなのに「ロボット工学三原則」を考えるなんてスゴイ!!
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ダニールがとにかくかっこよすぎる! ぜひ例の笑顔が見てみたい(笑)
ベイリとダニールのコンビが好きなので、続編の『はだかの太陽』も読んでみたいけれど絶版になってしまっているそうで…どうしてこれだけorz
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うむ。
あとでもう一回読みます。
どうも主人公の感情的なところが好きになれず
感情移入もできず。
読み進めていくうちに
世界観に馴染んではきたんだけど…、
良さを知るにはもう一度読まないといけないと。
ロボット三原則は今をもっても素晴らしいし
1953年作であることを考えるとその発想は感嘆すべき点は多い。
だけどやはりアシモフという名で期待していたレベルが高かったのでどうしても…、
うーむ。
とりあえずは、
正直に★3で。
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ようやく読めたー。
途中、正直苛々しました。ベイリの頑なさに。
その頑なさと、執拗なまでの作品世界とその精神との描写でなかなか推理が進まなかったのも苛々の原因かも。
でもこれはSFミステリだけど、いわゆるミステリじゃないんだった。
そこまで執拗に描写したからこそ、最後の方のもろもろはすべてすっきり収まったと思います。
続篇も読みたいな。アシモフはミステリとロボットシリーズしか読んでないんで、ファウンデーションシリーズも読みたい。