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面白い!やばい、早く次をポチらなくては!
(もしくは本屋に駆け込むか)
・・・というのが本書を読んだあとの多くの読者の行動じゃないかな。
無論、俺もポチった。
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やっと読み終わる…と思ったらまさかの未完。上巻から引き続き巡礼者それぞれの物語が様々なジャンルに亘っていて圧倒される。特にソル・ワイントラブの物語の「時間遡行」とブローン・レイミアの「アンドロイド」はそれだけで完成している。さらに領事の物語では時間軸を行き来しながら最後に全ての謎が明らかになる見事な構成。一番大きな謎は残ったままだが、それを棚上げにしたままでそれぞれの物語に引き込まれた。四部作の読破は気が遠くなるから、とりあえず「ハイペリオン」を読めばいいかと思っていたが、まずは「ハイペリオンの没落」を読むしかなくなった。
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一巻までは楽しかったのだが、二巻目以降は読むのが苦痛になってきた。
こんなに人気の作品なのに、なぜ私は楽しめないのかと苦痛であった。
楽しんで読めたのは、学者夫妻の子どもがどんどん赤ちゃんに返っていくところ。涙を誘う。
この親子、一応は救われたようで、嬉しい。
聖書に記述のあることと同じことが起こっていたなあと記憶しているのだが思い出せない。。
==
検索して思い出した!子どもを神に捧げよ!というところだった。
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感動の面白さ!!!
表紙 8点
展開 9点
文章 8点
内容 900点
合計 925点
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ぇえー!これで終わりじゃない!
海外ドラマのシーズン最終話なのに、話が終わらないのと同じじゃん。最後は読者のご想像におまかせ!だったら☆マイナスにしてやるところだ。続きがあるから読むしかない。
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当初は専門用語が多すぎて、脳内に話が入って来にくいんだけど、途中まで読んでいくうちに、物語の構造的には極めてシンプルだなぁ、と言うことに気がつき、途中からは読む手が止まらずあっという間に読了。物語の構造として、登場人物たちが語りあう物語を通じて、現在および未来を浮き彫りにするというは、非常に魅力的かつ強烈な手法だよなぁ、と思ったりもした。
下巻の頭の展開が「おお、まさにSF」という内容で非常に面白い。あの赤子の正体がまさか、という感じで。こういう多重構成の物語はSFならではの設定な気がするし、良くもまぁ、こういう構造を考えついたな、と感心しきり。
もちろん、個別の物語も興味深いものばかりだし、関係ない話のようで実は関連する事が多く、本当に良い作品だな、と感じました。ちょっと全体のボリュームが大きいのと、序盤のとっつきにくさには難があるけど、本当に良い物語でした。
ラストの展開は言いたいことが割とあるけど、大きなネタバレになるので割愛。まぁ、それも含めてこの物語の味だよな、とも思ったりも。SF好きなら諸手を挙げてオススメしますね。一緒にハイペリオンの沼にはまりましょう!(何
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時を超越した殺戮者シュライクを封印する時間の墓標が開き始めたんで、7人の巡礼者を集めて行ってみた。
的な話です。
シュライクとの因縁とか関わりを3人が順番に語るだけで終わった上巻。
下巻の目次を見た時点で残り3人が語って終わりだと分かった。
つまり、一人は脱落するわけか、と言うことも分かった。
そして悟った。
この作品は「シュライクとの過去を語り、倒す手立てを見つけて戦う冒険スペクタクル」ではなく、『シュライクとの過去を語ることで、様々な惑星や文化圏でのヒューマンドラマを楽しむ』作品なんだ、と。
そう割り切ったらまぁ少しは楽しめました。
シュライクいらねーじゃん!と100万回心の中で叫びながら、ね。
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やばい…。学者の娘の話にもっていかれた。
私にも娘がいるから、涙なくしてこの話は読めない;;
辛い。胸が痛い。
どうか、この子が助かってほしい。
あとの探偵の話は、さっぱりおもしろさが分からなかった。BBのことは、かわいそうでならないのに、あっさりとした描写で終わっているし、主人公の探偵とAIに「お前ら、それでいいの!?」とつっこみたくなった。
領事の話は、もっとおもしろくなかった。
極めつけは、最後、
全く何も解決しないで終わった。呆然。
ハイペリオンの没落を読まねば。
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やばい、切ない物語ばっかりなんだけど。
だけれども、謎は次の作品に持ち越しね。
(ちなみに残り3シリーズあります。
大ボリューム注意)
どの物語も切ないのよ。
ちゃんと物語の終わりにはアウスターのスパイは
判明することになります。
だけれども、一人の人物の消息に関しては
謎に包まれたまま…だから謎を…
探偵の物語が切ないんだよなぁ。
ちょっと特殊な身分の男性の
死のいきさつを調査する以来なんだけど
どうもそれはとんでもない秘密が絡んでいて
方々の敵から狙われるのね。
その男勝りの探偵は
その依頼人と恋におちるんだけど…
依頼人は悲しいことに殺されてしまいます。
だけれどもある手段によって…
なんだろう、胸が苦しくなるのよ。
時代を戻っていく娘を抱えた学者のそれも
悲しいものがあるのよ。
しかも原因が全く分からないのよ。
現状…
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再読なんだけど、やっぱり世界観というかストーリーが良く理解できない。
訳者のあとがきとか解説を読んでも、いまいちピンとこない。
前回はここで挫折して、続巻の『ハイペリオンの没落』は読まなかったんだけど、今回はガンバって読んでみようかな。
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上巻より飽きがきやすい
物語の形式にも慣れてくるのもあるが、伏線が回収されないことが薄々わかってくる
次作を読まないとスッキリしない終わり方だった
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ー 人間の経験の本質は、華々しい経験、たとえば結婚式がそのいい例だが、カレンダーの日付につけた赤丸のように、記憶にくっきりと残る華やかなできごとにではなく、明確に意識されない瑣末事の連続のほうにあるのであり、一例をあげれば、家族のひとりひとりが各自の関心事に夢中になっている週末の午後の、さりげない接触や交流、すぐにわすれられてしまう他愛ない会話.…というよりも、そういう時間の集積が創りだす共同作用こそが重要であり、永遠のものなのだ。 ー
まじか!こんないいところで終わってしまうのか!
というのも、『ハイペリオン(上)(下)』はほんの序章に過ぎず、全体の四部の一でしかないのだからしょうがないのだが、それにしてもある程度この作品だけで完結してくれると思ったら、一番いいところで終わってしまうなんて…。
とある事情でハイペリオン巡礼に参加した7人の男女。
旅の道中、到着するまでに各自、自己紹介がてらこの巡礼の背景と目的を順番に語り合うのだが、まさに自己紹介が終わったところで物語終了だなんて(笑)
とにかく各自の自己紹介エピソードが面白く、あらゆるSFの要素を盛り込んだ非常に贅沢な作品。
こんな傑作を今まで知らなかったなんて!!
とにかく面白い。早く続きが読みたいなぁ〜。
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小説として非常にカロリーが高い。これでもかというてんこ盛り。
辺境の惑星ハイペリオンへ「巡礼」の一団として集まった構成員たちが順番に自らの物語を語っていく。それぞれのまったく異なる目的で集まった彼らだが語りが一つずつ進んでいく中で、惑星ハイペリオンやその惑星の謎や秘密が少しずつ明らかになり、彼らの物語が複雑に絡まり合っていることが徐々に明らかになっていく…。
司祭、軍人、詩人、学者、探偵、領事と職業がバラバラの各人の物語それぞれに代表的なSFテーマが織り込まれていたり、一人称もあれば三人称もあり、文化人類学的アプローチの物語も、ハードボイルドなラブストーリーも、ハードな戦闘描写も、もうなんでもあり。
上下巻苦労しながら読み進めてきて、いやこれどう伏線回収するんだろと思っていたらまさかの回収はすべて続編だった。この作品はこの作品でそれなりの結末を用意するのかと思ってので若干肩透かしを食らった気分ではあるけど、その分すべてが明らかになった時の気持ちよさを楽しみにして続編にも進んでいきたい。
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思い切り続く。時間をめぐる話。女探偵とAI。
時間差の恋愛。多彩な内容で飽きさせない。
続編も続けて読む。
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基本的に上巻と同じ構成。
『ハイペリオン巡礼』に加わることになったメンバーの過去と経緯が明らかにされていく。
SFなのでなんでもありだが、そこには切ない事情が6人6様ににあり、それがハイペリオンでの”シュライク”との邂逅に繋がる…と思いきや、2巻かけてハイペリオンに到着したところで終わり!
壮大なドラマであり奇想天外な物語展開なので全く飽きることはないが、オリジナル?のSF用語や、この世界の設定に戸惑いながらもじっくり虚構世界を堪能できた。
果たしてここからどう展開する?