紙の本
繋がっている
2014/09/16 18:59
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投稿者:bin - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつもの夏見正隆ワールド。
人間関係&姉妹関係複雑な
スーパー女子パイロットの
人間模様と、超絶テクニック。無敵です。
別シリーズのキャラ、〇リーがチョロット出たりして
「おおお!」と、思ったり
言ったことを、状況が変わると言ってないと言い張る
水色のスーツの女性政治家が出てきます。
この政治家が、先ごろの〇日新聞慰安婦記事について、その記事
をもとに、ギャンギャン「女性の人権が!」「私は現地に行って…」
と、言っていた某女性政治家が、誤報と〇日新聞が認めたとたん
「関係ない」と、言っていた事と重なってしまった。
なんと、タイムリーな!!
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いまの日本を取り巻く東アジアの国際情勢と原発問題が自衛隊へのテロに発展してゆく。フィクションとはいえ原発問題とはこういう緊張をはらんでいるのかと気がつかされる。国連での日本の立場や日米安保の危うさは荒唐無稽なストーリーではあるけどあり得ない話ではないと思わせるリアリティがある。
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幾つもの勢力が各々の思惑で動き回る中で、二転三転する事態が…誰が“敵”で、誰が“味方”なのか、なかなか判らない…ハッキリしているのは、「舞島茜が巻き込まれた事態の中で必死になっている」ということだけだ…最後まで眼が離せない!!
本作は、勿論フィクションなのだが…最近の諸情勢を巧く取り込んで「如何にも在りそう…」というように“事態”が展開している。いちいち「これ…そうかもしれないな…」と思いながら読み進めた感も否めない…そして、余り気に留めていないかもしれないような「実は!?」という話題も含まれていて、少々驚かされる…
なかなかにお奨めな一冊!!
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800ページもある大著であったけれど、読むことをやめられずに一気に読んでしまった。
設定が、現実に起こりそうなものであることで、細部も大部分が詳しく書かれていて、とても面白かった。
回線が切れない、という部分は、よくわからなかったけれど。
141231
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夏見氏のアリスシリーズ。ちょっと考えられないような背景設定や仕掛けも民主党政権時代のデフォルメやハンギブンを彷彿させる韓国人国連事務総長のオマージュだと思えばならではの仕上がりで、クライマックスの空中戦は相変わらずの出来でエンターテイメントとしては申し分ない。韓国、中国、北朝鮮、アメリカと思惑の異なる登場人物を登場させながら物語を収斂させていくところはさすがである。リアリティの点から見ると軽い感じが拭えないが、リアルに踏み込むとフィクションとしての面白味に欠けてしまうのではないかと思われ、なかなかの味付けと思った。それでも、もんじゅの高濃度のプルトニウムをテーマに核武装に踏み込んだり、国連憲章の敵国条項に触れたりなど新しいネタを作中に潜ませ、ますます意欲は衰えない。
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2019年5月4日読了。
800ページを超える長作。
軽快なペースで800ページを感じさせない。
一体誰が見方で、誰が敵なのかがわからない。(だから面白い)
しかし、主人公がウイングマーク持ちで目の前にF-15があるのであれば、「最後はこれで飛ぶんじゃないの?」と思っていたら、案の定飛んだ。
また、あまりにバカ正直に身分を明かすのも読んでいて歯がゆい。
妹が操縦する政府専用機があっさり着陸している前提が、少し乱暴か?