紙の本
ライツ・オン
2015/01/28 23:49
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投稿者:読書豆小僧 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの意味がやっと終盤になってわかりました。
ある意味新しい明治の見方が出来ました。
大久保、西郷、勝たちだけが明治ではないとわかる本です。
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2014/10/08-10/14
「超高速参覲交代・幕末まらそん侍」シリーズとして期待したが、人物描写力に甘さが感じられ、「灯台を作った話」から抜け出していない。残念な小説。
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明治時代に来日した政府お雇い外国人で「日本の灯台の父」と呼ばれるリチャード・ブラントンをモデルにした建築エンタテインメント。どこまで史実に基づいているのかはよくわからないのですが、そんな事は関係なく楽しめる物語です。
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明治時代、灯台造りに携わる人々を描いたエンタメ小説。雇われ外国人技師として灯台を作りに来たリチャードと通訳の丈太郎を中心に話が進む。
コンプレックスを抱える丈太郎の成長が目覚しく読んでいて気持ちいい。村人たちとの交流も良かった。
描写があっさりなところが多かったのが残念。ページ数多くなっても、もっと読みたかった。
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なかなか面白かった。
維新から西洋化していく過程でいろんな葛藤があったんだろなー
通訳としての視点と技術者としての視点と…
リチャードブラントン、灯台の父
犬吠埼灯台も彼が手がけたらしい
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ストーリー的に少し物足りない気もしたが、爽やかな読後感。リチャードと丈太郎がそれぞれ生きがいを見出だしていく様子に励まされる。田中久重がいい味出している。「お主のことをよく思わない奴らに時を奪われて何とする?…くだらぬ者たちのために脳を動かすのは無駄の極み。人の一生は短いぞ。時がなさすぎる」「難問こそが人生の喜びですわい」
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明治初期、お雇い外国人として日本にやって来たリチャードは暗い日本の海を照らすため、灯台を建てる事業に関わります。けれど現地の人と文化や思想の違いがあり・・・。リチャードは実在の人で、彼が建設したほとんどの灯台が未だに現役で使用されているそうです。
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土橋章宏の本はこれで3冊目。軽い感じで、テレビドラマや映画のようにテンポがよく進む。他の小説家には無いテンポなので、これからも読んでいきたい。
明治のお雇い外国人と、混血児、そして日本のからくり名人と技術者が、それぞれの思いで灯台を作り上げる話。自己啓発的な台詞も所々隠されていて、読後感がよい。
星四つなのは、重みがない分しかたがない。
下記にその自己啓発的台詞を要約してのせる:
41:居場所は自分で造るものだ。待っていても誰も容易をしてくれない。銀のスプーンをくわえて生まれてくるような人もいるが、ほとんどは自分で場所を用意しなければならない。能力と努力でね。
93:悪口を言う人など黙らせればよい。その人が恐れたり尊敬するほどの力をつけてね。侮辱されて傷ついているだけではダメだ。努力しないと何も変わらない。相手を変えられないなら、自分が変わるしか無い。
152:だがこのとき丈太郎はまだ気づいてはいなかった。努力すれば世界の方から近付いてくることを。ようやくその手は彼のところに届きはじめていた。
154:おぬしのことをよく思わないものの為に時を奪われてなんとする?・・・くだらぬ者たちの為に脳を動かすのはムダの極み。人の一生は短いぞ。時がなさ過ぎる。
258:ジョー。世界はそんなに恐ろしいところじゃない。