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ハイリスク・ハイリターンなメソッド。
先の見えない不透明な時代には、この方が当たる確率が高いんだろうな。
「振るサイコロの数を増やす」って言い回しがギャンブラーっぽい。
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自分が「やりたいこと」「好きなこと」「得意
なこと」で本領を発揮するために「ムダな努力
」をしない方法を述べている。
著者は、本の中で、その努力、ムダじゃね?
と説いている。例えば、日常ほとんど使う必要
ない語学を将来のためと自分に信じ込ませ、必死
に語学勉強する意味ねーし。と言っている。今、
役に立っていない(身についていない)ものが
将来役に立つ確率は少ない。また、苦手なものは
いくら時間をかけても身に付かない。そんなムダ
なことに費やす時間があるなら、自分が「りたい
こと」「好きなこと」「得意なこと」に注力した
ほうが有意義で豊かな生活が送れると説いている。
他人からすると滑稽でムダなことも、本人は、
努力は必ず報われると信じて、不得意なことや苦
手なことに注力し、時間を費やすのも人生。また、
著者のように効率よく自分の得意分野を伸ばし
成長するのも人生。歌手島倉千代子さんの名曲
「人生いろいろ」で、いんじゃね。
著者のような割り切った考え方」は賛同する。
本来、人はそれぞれ得手不得手があり、みんな
同じではない。それぞれが得意分野で力量を発
揮し、足りないところを補完しあう社会のほうが
健全。努力は報われるなんて非効率的なことは
私もしたくない。ムダな努力が好きな人はご自由
にいつか報われると信じて励んでくださいな。
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元マイクロソフト社長の成毛氏による自己啓発書。
「やりたいこと」「好きなこと」「得意なこと」をして個人が自分自身の人生を生きることを啓蒙している。形骸化したものを一刀両断し、歯切れの良い言葉が並ぶ。
しかし、個人的には以下主張が一番印象に残った。”チームワークだけは軽視していけない。”好きや嫌いなどの感情を廃して「理性」と「メカニズム」で運営し、チームの利益は自分の利益と徹しよ。個人の自立を説いた同書だからこそ、この主張が却って心に残った。
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この著者は徹底してムダな努力を否定する。努力すれば報われる、ということに意味はないようだ。ムダな人とは会わない、ムダなことはしない。一理ありますし、このような生き方もいいでしょう。でもそればっかりではつまらないとも思います。
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【この本のお気に入り】
◎ただの「いい人」は消耗品で終わる
◎精神論に振り回されない
↳我慢しない/頑張らない/根性を持たない
◎孤独を恐れないなら、今どのような生活を送っていても将来、大化けする可能性を秘めている
【1章】“努力家”知っておくべき10のこと
◎世の中は「無駄な努力」で溢れている
↳今の若者に何を目指せというのか「努力は報われる」は説得力をすでに失っている
◎ただの「いい人」は消耗品で終わる
◎私が今、若者だったら、嫌気がさして日本から逃げ出しているかもしれない
↳本音は若者に対して「日本から逃げろ」と声を大にして言いたい
◎これからは「場当たり的に生きる」のをおすすめする
◎「好きなこと」があなたの生きる武器になる
↳しかし苦痛な勉強などを頑張る必要はない
【ムダな努力と縁を切る12のルール】
◎精神論に振り回されない
↳我慢しない/頑張らない/根性を持たない
◎無理して社交的にならない
↳孤独を恐れないなら、今どのような生活を送っていても将来、大化けする可能性を秘めている
◎運を無駄にしない
↳成功するかしないかは9割、運で決まると思っている
【ここで分かれる“面白い人生”“つまらない人生”】
◎「余裕」がない人間は一流になれない
◎「反省」はしても、「後悔」はしない
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もっとも、成毛さんらしさが、出ているとんがった本である。この本を読んで、学校教育の洗脳から解放されたようである。私の感想を読むより、この本を読んだ方が早いので、是非読んで欲しい。成毛さんの文章はとにかく分かりやすい。しかし、文章の書き方が、オリジナルで、長くなりがちだし、あっちに話が行ったり、こっちに、話が行ったりで、フラフラしている印象である。文章の正規の訓練を受けたというより、すべて独学で、身につけた感じがする。しかし、寄り道する事で、新たな知見に触れたりしているので、一概に、寄り道が、悪いとも言えない。