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アメリカのMBAで最先端を行っているのはソーシャルエンタープライズマネジメントと言っても、日本の人たちには信じてもらえなかったですが、コトラー先生がこの本を出したら、信じてもらえるでしょう。
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Cause marketing. Cause related marketing
特定の商品を購入することが環境保護などの社会貢献に結びつくと訴える販促キャンペーン
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こちらはコトラーの自伝的な1冊であり、マーケティングに関しての内容を期待していたので、そこからは残念ながら外れていましたね。
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・企業の取組みが支援しているコーズ―地域の人々の健康、安全、教育、雇用、環境、地域社会の経済発展、その他の基本的人間のニーズや欲求(飢餓、ホームレス、動物愛護、選挙権の平等性、差別禁止)
・企業の支援の形態―寄付金、助成金、宣伝スポンサー、ノウハウ、現物供与、広告宣伝のサポート、従業員によるボランティア活動、流通経路へのアクセス
・企業の社会的取組みへの参画がどのような業績指標に影響するか―売上および市場シェアの増加、ブランド地位の強化、企業のイメージや影響力の向上、従業員にとっての魅力や意欲の向上(定職率の確保)、営業コストの削減、投資家や財務分析アナリストに対するアピール力の向上
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CSR活動と企業価値向上の成功例が多数示されてる。B to Cの企業には非常に参考になるのではないかと思う反面、例示の羅列で大したことが書いてないなとも感じた。B to B企業もCSR活動を通じて、企業イメージを向上すれば競合に対してアドバンテージを持てる要素はあるのかなとは思うが、他のアクションに注力した方が効率的とも思う。その辺りの記述は少なかった。
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企業は、企業としてのミッションとは別に、社会課題の解決にも適切に取り組むことで、企業としての価値を高められる可能性があるので、過去の事例から、そのために必要な要素をまとめてみました、という本です。
が、なぜかとっても読みにくく、中身がなかなか頭に入ってきませんでした。
誤植も多いですし…。
原本の内容に共感した人たちが集まって翻訳等を進めたようなのですが、みなさん本づくりに慣れておらず、そこが裏目に出た印象を受けました。
この本の内容をまとめたサイトがあれば、それを読めば十分かと。