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いつか訪れる死にそなえて、独り生き残っても大丈夫なように訓練する男の子。
娘がいることを11年も知らないパパに、秘密の計画を準備する女の子。
頼もしい2人の濃い七日間。
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1週間の休暇をすごすため、昨日テッセル島に着いたばかりだというのに、お兄ちゃんが穴に落ちて足を骨折。病院でであった少し年上のテスは、ヘンなことが大好きなおもしろい女の子だった。ぼくは思いがけずテスの秘密の計画を手伝うことになって…。ちょっと理屈っぽくて心配性のサミュエルと、行動的で独創的なテスの7日間のお話。
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意外にも良かった。
途中たらたらしていて、何度か放り出しそうになったけれど、最後まで読むと、なんともいえない充足感。
主人公の気持ちをきちんと丁寧につづっているからだろう。登場人物に立体感がある。良作。
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10歳のサミュエルは、両親と兄とバカンスに島にやってきた。そこでテスに出会い秘密の計画を手伝うことに。テスは母親と二人暮しで父親が誰だか知らなかったが、父をさがしあて架空の懸賞話を持ちかけ島に呼んで、自分の父親としてふさわしいか確かめようとしていた。
二人が死や孤独、アイデンティティーについて考え行動する。その健気さに小中学生は共感し、大人は切なくなるであろう。読書感想文課題図書。
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テッセル島に観光に来たサミュエル。
島に住む女の子テスとの交流を通して、家族や大切な人、死や孤独について考える。
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2015年6月16日 朝5年生 課題図書紹介ブックトーク
2015年6月30日 朝6年生 課題図書紹介ブックトーク
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自分の存在を知らない父親と接触することによって自らの存在意義を確認する少女。
家族や友人との、いつかは訪れる別れについて考える少年。
1週間の休暇の間に出会った2人と、彼らを取り巻く人たちの物語。
児童書らしく、最後はハッピーエンドでいいけれど、このお話は万人向けなのだろうか?
それとも、どんな境遇にいても、このくらいの話は受け入れられるようになるのが高学年なのだろうか???
作品として非常に優れているものとはいいがたいが、及第点には達している。このテーマ(親から認識されていない子)がお薦め本としてOKなのならば。
残念なのはやはり絵。表紙は別にいいのだが、挿絵は興ざめ。
不必要に漫画チックだし、物語と表情が合っていない点も気になる(特に56ページ、177ページのヘンドリックさん)。
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旅行先で出会ったテスという少女と「お父さん」を巡って、少年サミュエルが深く考えるお話です。テスのパパは、もう11歳になる娘の存在を知りません。テスは自分でパパを見つけ出し、自分が娘だと伝えようとしましたが…。大切な人ととの、大切な時間について考えさせられました。
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小学校高学年くらいからの児童書。父を知らないテスの父親探し?を手伝うぼくの夏休みの1週間。自分が産まれた意味を考えることのできる作品。
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テッセル島で出会った少し年上の女の子、テス。
ちょっと変わっていて、でもそれが一緒にいて面白くて、ぼくであるサミュエルは楽しかった。
テスにはお父さんがいないことを知り、島に来ているヒューホを自分のパパにするかどうか、一緒に見極めることになる。
ヒューホが島に来ることになったのは、テスがかかわっていること。
生きること、死んでいくこと。
そして、産まれてくること。
テスと一緒に過ごした時間で、サミュエルが悩みながらも考えを導き出していく様子。
ちょっとまどろっこしいような言い回しがあるような気がして、いまいちピンとこないようなところもあったような気がするけど
いい話だと思う。高学年向け課題図書。