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今のコーヒー業界の分析が興味深く、かつマーケティングの手法が理解できるお得な本。コーヒーは産地と消費国が違うため美味しい飲み方が産地で確立していないこともなるほど納得。特にセブンカフェの失敗の歴史から今があること、スタバらしさとは?を検証し立ち直ったことの話が面白く、ドトールやマクドナルドのコーヒー戦略の手法がわかりやすい。気付きは、仮説検証を繰り返し行う。顧客のニーズを聞くのではなく隠れたニーズを見つける。サスティナビリティの重要性。フォトリすると小説設定の部分は不要だが。
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ドトールの本当の勝因は「低価格戦略」ではない
→何を捨て、何かを特化した。ドトールらしさをつくったから
「邪道」と言われた缶コーヒーでUCCが成功した理由
→『どこでも飲める』という顧客の隠れたニーズ(顧客自身も気づいていない)を見つけ出したから
マクドナルドがプレミアムローストで目指したもの
→人気がある高品質のコーヒーを100円で提供し、新しい顧客を集め、来店頻度も上げて、ビッグマックをもっと売ろうと考えた
「コーヒーの香り」を失ったスタバが考え続けたこと
→社員一人ひとりが『スタバらしさ』を考え続けること!
ネスレはなぜコーヒーマシンを無償で提供するのか?
→製品本体の価格設定を低くし、消耗品を高い利益率で販売し、継続的に安定してお金が入る仕組みをつくった
5度目の正直で大ヒットしたセブンカフェ
→ドトールらしさを出して他者との差別化を生み出した
「コーヒー界のアップル」ブルーボトルの第3の波
→コーヒー本来の味を活かそうとする!個性と多様性の追求
スタバが広告費をほとんどかけない理由とは?
→スタバの店舗自体がスタバの広告塔!
文化や人道的な問題に絡めて、巧みに人々の心に訴えかけた。
ブランドスパークス!!
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「100円のコーラを1000円で売る方法」の著者が
バリュープロポジションを考える上で、自社らしさ、
自社の強みをブラッシュアップし組み立てるべきと
述べている。
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ひょんなことからコーヒー会社に入ったさくら。ズブの素人の彼女が、ライバル社に勝つために様々な角度から戦略を立てることを命じられる。そのための勉強を通じて、読者もコーヒーやコーヒー業界についてともに学ぶことになるのである。
スターバックス、セブン-イレブン、マクドナルド、ドトールなどなどの事例がわかりやすく整頓されていて、「あの商品はそういう背景でできたのか」「あのキャンペーンはそういう効果をもたらしたのか」と、振り返りつつ楽しく読めた。
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・大切なのは自社の「らしさ」の追求。
・大切なのは、お客様がどんな製品を買っているか、ということより、その製品がもたらすどんなメリットを買っているのか。(良い雰囲気、第3の場所、健康的なライフなど)
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考えるためのフレームワークとして、とても分かりやすかったし、
実際に役に立つ場面がありそうだと思わせてくれる内容だった。
実際の企業の例も明快に解説というか文字に置き換えられており、
中でもシャープの例は特に「そういうことか」と感心しきり。
単にボクがバカなだけかも知れないけど(笑)。
「自社らしさ」・・・
あるかな・・・(悩)
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コーヒーを通した物語から現存する企業の戦略を学び、主人公のさくらたちが成長する姿を書いた一冊。
物語形式なので読みやすく、すぐに読めました。ただコーヒーについての豆や焙煎に関する基礎知識やスターバックスやドトールなどの戦略などコーヒーと昨今のブームになるまでの歴史的背景も本書を読んで理解することができました。
また、ブルーオーシャン戦略をはじめとするマーケティングの理論も理解することもできました。そして、イノベーションを起こす過程も本書で理解できた気がします。
本書を読んで一番に思ったことは数値的な部分で見えている事に対して戦略をとるよりも本書の物語でも実践しているらしさを大事にしていくことがこれからのマーケティング3.0の時代には必要になってくるのだということを強く感じました。
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事業戦略とは何なのかを、コーヒー業界をモデルとしながら非常に分かりやすく教えてくれる一冊。
これだけの内容がわずか¥1,400で手に入ると思うと、書籍や活字って人類最大の発明品のひとつだなーと、全然関係ないところで感動してしまいます。
戦略を立てる上で最初に考えるべきなのは、顧客ではなく自社らしさ。
顧客中心も行き過ぎると他社との差別化ができなくなる。
たまたま戦略についてインプットしておく必要があり、旅行先の書店で何気なく購入した作品でしたが、これはよい買い物でした。
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前シリーズ「100円のコーラを1000円で売る方法」の著者の最新作。
全シリーズ同様ストーリーも読み易く、大切なところは図解もありとてもわかりやすい。
しかも巻末に参考分析と箇所を掲載してあるので、気になった箇所はさらに深煎りしゃない、深入りしやすいのもありがたい。
ちなみに私は
「競争は戦略の目的ではない」
に感銘。
「最優先すべきは、顧客価値を創造する戦略である。」
と。
15/01/02-2
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途中少し話が難しく感じたところもあったけど、マーケティングについて分かりやすく頭に入ってきた感覚。自分らしさを、強みを徹底的に突き詰めることから、むしろそれが一番大切なんだと思いました。
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自社らしさの追求。隣の芝生は青いとはよくいったもので、他の事ばかり気にしてしまうが、自分達に何ができるか、常日頃から考えなければと思わされた。
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コーヒー好きに手にとってもらえる表題で作戦勝ちに思います。内容は浅いので2,3時間で読めます。もちろんコーヒーを飲みながらでした。
私個人の思いとしてはブルーオーシャン戦略をトップバッターに持ってきたのはがっかりしてしまいました。
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【ブランド】
ビジネス書ですが物語形式です。物語形式がいい方向に出ています。
そして、終始「らしさ」を問われています。
わが社も最近、「らしさ」を失いつつあるように感じます。
標準化を求めるあまり、製品ラインナップが競合ひしめくレッドオーシャンに突き進んでいます。
レッドオーシャンでは、わが社に勝ち目はないのです。。。
やはり「らしさ」を求めるなら、特殊・短納期あるいは信頼性(耐久性)で攻めるべきです。
これがわが社の「らしさ」です。(←そんなんしらんがな)
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基礎的な言葉なんだろうけど、ブルーオーシャン戦略やポートフォリオ、マーケティング3.0
こういった言葉の意味を詳細には理解していなかった。
これらをわかりやすく理解したとともに、そもそもこういう言葉指し示すものから何を生み出すのか 素人に分かりやすく解説され、面白い本だった。
物語の中で展開していく、ロジカルに考える力の必要性と活用できるようになるための知識、そして大事なパッション
再度思いを巡らすには十分過ぎる内容で、いま進めていることを振り返るのに良いきっかけとなった。
やればやるだけ進むこともあれば、じれったく前に進まず、周りのモチベーションも減衰したりと悩むことが多い時期であったため、ちょうと良かったと感じた。
今この気持ちで、乗っているうちに悩んでた部分をこの本をうまく利用して片付けちゃいたいと思えた。
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コーヒー業界のウラ話的なのが書いてあるかと思ったが、マーケティングや経営の全体的な話だった。
その点では期待外れだったけど、これはこれで面白かった。
ストーリー仕立てなのでスラスラと2時間程度で読めた(最後はベタな感じだけど、感動してしまった〜)。
ストーリー部分がかなり多くて、内容に重厚感は無い。
でも分かりやすかったし、この本を手がかりに更に読みたい本が増えたので、読んで良かったと思う。