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昨年、生誕450年を迎えたシェイクスピア。
しかし現代においてもその影響力の大きさは計り知れません。なぜなら彼の生んだ言葉やセリフは、英米圏の新聞や映画などに今でもたくさん引用されているのです。ではどんな風に?その内容を紹介したのが本書です。登場するフレーズはなんと100個!「こんな風に使ってみよう」と、実生活ですぐに使えそうな用例も紹介されています。
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シェークスピアの戯曲の台詞の解説。
その台詞を引用したり、パロディをした作品も紹介されています。
シェークスピアを原文で読めば更に英文学や英米映画を楽しめると分かり、いつか原書に挑戦したくなりました。
"エリート"なんて言葉を使わず、ハリウッド映画や海外ドラマ好きな方に手にとってもらえるような書名にした方が良かったのではと思いました。内容がいいだけにタイトルが中身スカスカの自己啓発本みたいで残念です。
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聖書に出てくる英語についての本に続けて、同じ筆者のものをもう一冊。
こちらも軽やかというか、とっつきやすく砕けた語り口で読みやすい。各作品のあらすじも紹介されていたりして、入門書としてちょうど良かった。エリートが使う表現かどうかはさておき、原典はもちろん、日本語でもちゃんと読んだことのない作品も沢山あるので、一度、ちゃんと読むべきなのだろう、、、と反省。
大統領の演説やテレビのニュース、現役のロックミュージシャンの歌詞にもシェイクスピアを踏まえた表現が使われていることがある、と例が挙げられていて、それだけ英語圏の人には馴染んだ、常識的な知識なのかと思うと興味深い。
平安時代の歌人が本歌取りするような感じ?芭蕉や一茶の俳句とか、枕草子や源氏物語を引用するような感覚??でも、現代の日本で似たようなことは行われているのか、、、源氏物語の登場人物の名前を出して、果たして通じるのか、どうか。強いて言えば、会話の中で故事成語やことわざを使うようなものなのかも?
と考えていて、思い出した。auのCMだ・・・!!
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新聞やスピーチなどから実際の使用例をとってきているので、「シェイクスピアは現代でも引用されているんだ!」とアピールしたいときのネタ本になる。