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”HBR世紀にわたる歴史の中で生き残る珠玉の10論文”
やはりいい論文ばかり。読み応えがありました。
これは、たとえば会社の組織のなかで読んでほしい内容
ばかりです。1本1本がとても意味深くで、いい。
①”イノベーションのジレンマ”への挑戦
クレイトン・M・クリステンセン
②ブルーオーシャン戦略
Wチャン・キム+レネモボルニュ
③自己探求の時代
ピーターFドラッカー
④マネージャーの仕事
ヘンリーミンツバーグ
⑤バランススコアカードの導入インパクト
ロバートSキャプラン+デイビットノートン
⑥イノベーションの罠
ロザベス・モス・カンター
⑦企業変革の落とし穴
ジョンPコッター
⑧マーケティング近視眼
セオドアレビット
⑨戦略の本質
マイケルEポーター
⑩コア・コンピタンス経営
CKプラハラット+ゲイリー・ハメル
もう一度、(何度も)読み返したいと思います。
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「イノベーションのジレンマ(クリステンセン)」、「ブルーオーシャン戦略(チャン・キム)」、「コア・コンピタンス経営(ハメル)」など、名だたるビジネス名著のエッセンスがこの1冊に凝縮されており、お得と言うほかない。
各論文は、原著が数百ページになるものばかりで、その要点がそれぞれ30~50ページにまとまっている。その分、ともすれば頭に残りにくいかもしれないので、印象に残ったフレーズを書き出すなり、要点をまとめてみるなりするとよいと思う。
以下、気に入った論文を自分なりにまとめてみた。
知識労働者にとっては、自らの強み以上に“得意とする仕事の仕方”が重要。世の中には「読んで理解する人間」と「聞いて理解する人間」がおり、学び方も人によって違う。仕事の仕方は簡単には修正できないものである。これらを知った上で行動することこそ、成果を上げるためのカギ。今さら自己を変えようとせず、自己の仕事の仕方をさらに磨くことである。(「自己探求の時代」より)
マネジャーは義務を利点に変え、やりたいことを義務に変えることによって、自分の時間を自由にコントロールできるように求められている。仕事をうまく処理できなかったマネジャーは、失敗を義務のせいにする。有能なマネジャーは、義務を自分自身の利点に変える。そして、重要だと考えることを行うために、それを義務に変えてしまうことによって時間を捻出している。(「マネジャーの仕事」より)
変革のビジョンは、5分以内で他人に説明でき、理解と関心を得られるものでなければならない。推進チームが自ら手本となりながら、あらゆる手段を使ってビジョンや戦略を冗長的に伝達する。変革に立ちはだかる障害物を排除するにあたっては、新しいビジョンに従って公明正大に行うことが肝要。リスクを恐れず、伝統にとらわれない考え方・行動を奨励する。(「企業変革の落とし穴」より)
産業や製品について狭く定義してしまうと、“顧客<製品”の考えとなり、戦略的近視眼となる。そこに欠けているのは、経営的な想像力と大胆さである。フォードが生み出した大量生産は、低価格の“原因”ではなく、“結果”である。産業活動とは、製品を生産するプロセスではなく、顧客を満足させるプロセスであることを理解しなければならない。(「マーケティング近視眼」より)
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タイトル通りBEST10の論文をまとめて読むことができる。各時代の経営の分析から成功・失敗のポイントがまとめられている。
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これはお得。社会人必読の珠玉の論文(を自ら選んで探すことなく)10編を一気に読むことができる一冊。
買って後悔なし、でした。
第1章 “イノベーションのジレンマ”への挑戦
第2章 ブルー・オーシャン戦略
第3章 自己探求の時代
第4章 マネジャーの仕事
第5章 バランス・スコアカードの導入インパクト
第6章 イノベーションの罠
第7章 企業変革の落とし穴
第8章 マーケティング近視眼
第9章 戦略の本質
第10章 コア・コンピタンス経営
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『「これからはイノベーションである」などと華々しく打ち上げておきながら、その後の施策が凡庸なために、尻すぼみに終わるケースがあまりに多い。
その挙げ句、ひとたびコスト削減に傾くと、イノベーション・チームは人知れず解散となる。
経営者が交代するたびに、新たなイノベーショ志向が掲げられるが、やがてイノベーションの阻害要因という、古くて新しい難問に突き当たる。』
『イノベーションの罠』より。
どの論文も、あらためて原点を読むと、非常に勉強になる。
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読了。10個のレポートを一冊に集めている。夢に出るほど悩ましい課題に文字通り夢中に読んだ。「戦略の本質は「何をやらないか」を選択する事である」、そうなんだけどね。色々誘惑あるよね。
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ドラッカーの自己探求の時代と、ミンツバーグのマネージャーの仕事が良かった。今後、キャリアを描くときに読み直そう。
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経営や人事の領域でよく取り上げられるような有名な論文を集めている。この領域に関わる人は一度目を通しておく意味は十分あると思う(いしの)
私も読みました!有名どころばかりですよね。(中田)
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重厚な論文が10本。一度は耳にしたことがある有名な論文が多く、時代は一昔前なものが多いが得られるものはたくさんあった。しかし論文なので、読みすすめるのが少し大変だった。
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編集部の視点でBESTと思われる過去の10論文が掲載されています。
内容としては、いずれも古典の領域に入っており、また分野も多種多様です。
10の論文の中で、自分がBESTと感じたのは、メンタル的には、ヘンリー・ミンツバーグの「マネジャーの仕事」で、戦略思想的には、コア・コンピタンス経営でした。
マイケル・E・ポーターもありましたが、どうも読んでいて腹落ちが弱い感じでした。
あらためて、自分の日本人的な思考スタイルを再認識した次第です。
今後も、何度も読み返す辞書として、大切に保管したい一冊です。
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マーケティングを学ぶなら、古典を読むのがよい。
本書にあるレビッく『マーケティング近視眼』を読むべし。
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時代的に少し古い感じがする論文もあるがどれも秀逸.「マネージャーの仕事」ヘンリー・ミンツバーグ著のマネージャーの為の自習問題は特に興味深い.変革のペースがどの程度であれば私の組織は許容できるであろうかと言う問いは重要.
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MBA時代に買って読んでいなかったので。
ドラッガー、ミンツバーグ、コッター、ポーターなど錚々たる名前が並んでいる。
掲載された論文もブルーオーシャン戦略など、知られているものが多い。
いずれの論文も発表時から時間は経っているが(ミンツバーグに至っては1975年だ)、色褪せず、今読んでも頷けるものばかり。
企業経営というものに対し以前よりは興味を失っているが、訳も非常に読みやすく、それなりに興味深く読んだ。
ビジネスで上を目指す人は一度は目を通すべき論文。
とは言え。
やはりMBAを卒業しビジネスへの視点が一雇われ人に戻り、企業を経営から見ることがなくなった今は、机上の話に過ぎない、というのが正直なところ。
やはりMBA時代に読むべきだった。
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ハーバードビジネスレビューに掲載された10本の論文集。わかりやすくまとめられている。
主だったものとして、
1.イノベーションのジレンマ(クリステンセン)
組織能力とは、経営資源、プロセス、価値基準にまとまる。
コア・ケイパビリティの置き方がプロセス、価値基準にあれば業務継続性が高まり質の高い仕事ができる。
創業者に基づく問題解決や意思決定によってプロセスが作られていく一方、硬直化による組織文化で重心のシフト。
[持続的イノベーション]と[破壊的イノベーション]という二つ。
より優れたものか全く新しいものか、既存市場のメイン顧客ニーズには破壊的イノベーションは無い。
2.ブルー・オーシャン戦略(チャンキム、レネモボルニュ)
ブルー・オーシャンは必ずしも技術先行ではなく、価値創造型である、つまり既存の組み合わせ。
3.自己の強みの見つけ方(ピータードラッカー)