紙の本
他の評価が良すぎるのがわからない。
2015/08/30 13:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティと並び評される作者のようですが、アガサ・クリスティは時代を感じさせないいつ読んでも古さを感じさせない文章ですが、こちらはいかにも古臭い感じで、その古さが良くは感じられませんでした。
途中で読むのを止めてしまいました。
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正統派英国探偵小説。本国ではかなり有名な著者らしい。
本書に収録されているのは、英国らしいウィットの効いた短編。あらすじに書かれているクリスティやセイヤーズより、作風としてはウッドハウスに近いんじゃ?
探偵役を務めるキャンピオン氏は、奇矯な天才タイプではなく、人好きのする好青年。ものによっては脇役の方がキャラが濃かったりもするw
ナンバーが振られているので続きは出るようだ。ゆっくりでいいので着実に巻を重ねるシリーズになってくれることを祈ろう。
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女流ミステリの巨匠が生んだ名探偵の魅力を、存分にご堪能あれ。
クリスティらと並び、英国四大女流ミステリ作家と称されるアリンガム。
その巨匠が生んだ名探偵キャンピオン氏の魅力を存分に味わえる、粒ぞろいの短編集。
袋小路で起きた不可解な事件の謎を解く「ボーダーライン事件」や、20年間毎日7時間半も社交クラブの窓辺にすわり続けているという伝説をもつ老人をめぐる、素っ頓狂な事件を描く表題作など計7編のほか、著者エッセイを併録。
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ミルクティーの似合う英国産ミステリ。マージェリー・アリンガムの短編集が文庫本で愉しめるようになったのが、まずうれしい。表紙の酷さはともかく。
古今東西の探偵のなかで、ここまで腰がひけ、覇気の感じられないキャラクターというのも珍しいのではないか。そんなキャンピオン氏とは対照的に、ギラギラしたスコットランドヤードのオーツ警視。掛け合い漫才のような面白さが、そこに生まれる。
あれ? という感じに一気に「答え」があぶり出されるのもいつものパターンで、ご都合主義な部分もなくはないのだが、そういった部分もふくめて休日の午後にうってつけのコージーミステリとして気楽につきあいたい。
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英国四大女流ミステリ作家の1人、アリンガムが生み出した探偵キャンピオンの探偵譚。
短編集7編と小エッセイを収録。
なんとも古き良き時代のミステリで、つかみ所のないキャンピオンの飄々とした活躍(?)をのんびり楽しめる。
やっぱりこういうのっていいよね。
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アリンガム初体験~♪いや、いいですねいいですね。英国ミステリ。クリスティやセイヤーズとちがって、アクの薄い地味な印象の探偵ではありますが、飄々としてるところが良いですね。(素性が謎なところもまたいい)
これ、キャンピオン氏の事件簿Ⅰ ってふってあるってことは続刊期待していいってことですよね。楽しみ~。
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(アマゾンの情報から)クリスティ、セイヤーズらと並び、四大女流ミステリ作家のひとりに数えられるアリンガム。その名探偵アルバート・キャンピオンの魅力を存分に味わえる日本オリジナル短編集。
古い時代ののんびりした探偵小説。探偵も犯人も控えめでゆっくしている。初めて読んだのに懐かしい感じ。
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短編集。
キャンピオン氏は好青年で名探偵としてはいまいちキャラが薄く、長編だとあまり印象に残らないので短編の方が合っているかもしれない。
全体的にのんびりしたクラシックな雰囲気がよい。探偵が危機に陥る話もどこかまったりしてるし、寝る前に1〜2編読むと落ち着く感じ。ミステリとしてのベストは不可能犯罪の意外な真相に笑える「ボーダーライン事件」だと思うが、小物の悪党が登場する「懐かしの我が家」や「行動の意味」なども味わいがあって好き。
事件簿1ということなので、2巻以降も期待。
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読んでる最中から読了後まで、とにかく引っかかったことがありました。
今作の探偵・アルバート・キャンピオン氏。彼の「名探偵らしからぬ存在感の薄さ」が、ちょっと他に類例を思い出せないなあ、という点です。それくらい「印象に残っていない」ことが「印象に残って」います。むしろ依頼人やら小悪党達の方が印象強いような〜(OvO)ありー
良き友人でありワトソンか兼レストレードのポジションでもあるオーツ警視がチャーミングに見えるのと相まって、キャンピオンさの地味っぷりが非常に際立っているように感じました。
この点は作者があえて狙ってるのかなと思ったら、最後の一編では謎多き探偵について記述してるし…(OvO)ドウイウコトナノ
クリスティ、セイヤーズと並んで語られる女流ミステリ作家ということで、いやがおうにも期待値は高かったのですが、フーダニットものじゃないせいか、ちょっと物足りなかったかな〜。
冒頭の「ボーダーライン事件」こそ殺人事件を扱っていましたが、全体的に謎のスケールやトリックについては小物感が漂います。
それが悪いというわけではないし、色々なミステリを読んでいる中でこの手のライトな作品を読みたいタイミングって確かにあるんですが、「クリスティとセイヤーズ」に並べられちゃうと、やっぱり本格物を期待してしまいますよね〜(OvO)汗
◎ボーダーライン事件…袋小路で起こった殺人事件の謎。2人の巡査の目がある中、犯人はいかにして被害者を殺し得たのか?
◎窓辺の老人…20年間、社交クラブの窓辺に座り続ける老人の謎。クラブで頓死した老人を惜しむ人々の前に、次の日、死んだはずの老人が現れた。
◎懐かしの我が家…細やかな屋敷を高額で借りた夫婦の謎。
◎怪盗〈疑問符〉…銀器を狙う怪盗の正体を突き止めた男の奔走。
◎未亡人…驚くべき上質のワインを入手すべく、世話になっているワイン商の代理としてワイン製造家のもとを訪れたキャンピオン。ところが、名だたるワイン商達が集まる中、ワイン製造機が何者かに破壊される事態が発生し…。
◎行動の意味…踊り子に入れあげている父の命を狙う者から彼を守って欲しいーー高名なエジプト学者を父に持つ娘からの依頼を受け、キャンピオンは早速劇場へとやってくる。しかし、彼らが警戒する最中に、学者が暴漢に殴られる事態に。
◎犬の日…老人と娘と犬。
◎
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うーん。
つまんなくはないけど、いかんせん、古臭いなー
探偵アルバート・キャンピオンも、当節のキャラ立ち探偵に比べると、やっぱり地味だしなあ。
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ミステリ。短編集。キャンピオン・シリーズ。
初めて読む作家さん。英国四大女流ミステリ作家、らしい。クリスティ、セイヤーズ、マーシュ、アリンガム。
シンプルながら、確かな完成度。
古き良き時代、とでもいうような、数十年前の欧州の雰囲気が良い。
「怪盗 〈疑問符〉」が好き。
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キャンピオン氏の事件簿。日本オリジナル短編集一作目。
特徴の無いキャンピオンだが、頭脳は冴えており各短編もかなりレベルが高くおもしろかった。
マージェリー・アリンガム、すごくいい!
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3+
日本独自の短編集。キャラも謎も悪くはないがとにかく地味。クリスティ、セイヤーズ辺りより少し時代をさかのぼってる感がある。まあ雰囲気は良い。
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図書館で。
英国では有名な女性推理作家さんという事なのですが知らなかったな~と借りてみました。中々面白かったです。
短編集なので今度は長い話が読みたいかなぁ、なんて思いました。