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[台東区図書館]
先日親野智可等さんの「「自分でグングン伸びる子」が育つ親の習慣 」を読んで再度数冊読んでみようかと。ただ、その本を読んでからだったせいか、こちらの方はインパクトがそれほどなく、あれ?と思ってしまった。
けれども二冊比較して内容を見返してみると、確かにこちらの方が後著なだけあって、「叱り方パターン」については、用語化された上に例リストも整理されている。
でもやっぱりハンディさ、そして本文の流れ(ダメをやめよう(叱りの弊害)⇒ダメのやめ方(工夫例)⇒親のストレス軽減必須⇒親も相互成長)が現実に即していて、「自分で~」の方が分かりやすいかな。
■叱り方(P.130)
【否定型】
・いつまでも寝てちゃダメでしょ
・まだ顔も洗ってないじゃないの!
・食事のときにテレビ見てたら食べられないでしょ
・早く着替えなくちゃダメでえしょ
・早くしないと遅刻しちゃうでしょ
・まだ宿題やってないじゃない
・手を洗わなきゃダメでしょ
・靴をそろえなきゃダメでしょ
・ゲームばっかりやって!
・早く寝なきゃダメでしょ
【詰問型】
・なんで、早く起きないの?
・いつになったら一人で起きられるの?
・なんだ、顔を洗う前にご飯食べるの?
・どうして、あなたはいつもそうなの?
・何度、言ったらわかるの?
・なぜ、すぐに宿題ができないの?
・なんで部屋を片付けられないの?
・何度言ったらテレビを消せるの?
・どうして、すぐに寝ないの?
・いつまで起きてるの?
【罰則型】
・早く起きないと食事抜きだよ
・宿題が終わらないとあなただけ留守番よ
・部屋を片付けないとゲームさせないわよ
・テストで90点以上とらないと、旅行に連れて行かないぞ
・ピアノの練習しないとおやつなしよ
・お手伝いが続かない時はお小遣い減らすよ
・静かにしないと口にガムテープ貼るよ
・近所の人にあいさつできないと書き取り1ページだ
・言うことを聞かないと、遊びに行かせないぞ
【比較型】
これは多分だけど、なるべくしてない、、、かな?
【人格否定型】
・また約束を破って、ずるい子だね
・弟をいじめるなんて、意地悪なお兄ちゃんだね
・また50点以下か、情けないやつだな
・何度言ったらわかるの、頭悪いんじゃないの
・またごまかして、あなたは卑怯ね
・どうせお前には無理だろう
・あなたなんかにできるわけないでしょ
・本当に役に立たない子だね
・お前なんか信用できないな
・そんなうそつきに育てた覚えはないわ
■親の役割は自己実現力を身に着けさせることP.160)
■リフレーミング(P.176)