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タイトルを見て「なまぐさグッジョブ」って??と思い読んでみましたが、テンポが良くて読みやすかったです。登場人物たちは、数年後どうなっているのかな?その後を教えてほしいなぁ~
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フリーターと僧侶(だから、なまぐさなのか。ステレオタイプだな)が探偵っぽく同級生の恨みをはらす。
単純明快だから、気持ちよく読めます。
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片田舎の坊主とその仲間で敵討ち。軽くあっというまに読めて楽し!
2014.11.12
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坊主×フリーターの、仕返し物語。
軽い雰囲気の中に、割とでかい爆弾が仕掛けてある。
言ってしまえばマドンナを死に追いやったかつての同級生への復讐劇なのだけど、そういう重いドロっとした感じが全くなくて、爽快感すらある。
最初は会話文ばっかりでうんざりさせられるけど、段々とその会話のテンポが楽しくなってくる。
坊主である徳弥がノリの良い、なおかつ気の良いやつで、凄く好感が持てる。スカートめくりへの妙なこだわりとかも、面白い。
朗らかな母親との、親子関係も好きだな。
でもなんだろうね。物語の感じかな。
どことなく漂う伊坂臭。
あと著者の本、いつも表紙が変な気がするんだが。そこんとこどうにかならないかな。
インパクトはあるんだけどさ…。
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急死した父の後を継いで住職となった徳弥のもとに、小学校6年の時、4ヶ月だけクラスメイトとなった一時が訪ねてくるところから始まる。当時のクラスメイトが自殺したことへの復讐を、市議選に立候補しようとしている、これまたクラスメイトへ計画するストーリー。30歳間近の徳弥が住職らしくなく、おもしろいキャラクターでした。ラストの復讐の結果は、こんなんで良かったの?と少しモヤッとしたものが残るものの、全体としては楽しく読めました。
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とある一地方都市片見里で住職を勤める徳弥と、かつて短期間だけ同級生であった一時が名士の息子丈章に復讐を試みる。
さらっと読める一冊です。まあ序盤から丈章=悪という図式が実にわかりやすくでてきて、自殺してしまった美和に対する、なんというかリベンジポルノ的なものもほのめかされて・・・・なにかしらの真相めいたものがあるのかと思ったら最後までそのまんまでした。どんでん返しとかそういうのはなく、普通に終わってしまった印象。読んでる最中はそれなりに楽しめましたが、終わってみるとあまり心に残らなかったような。
タイトルにあるように「なまぐさ」坊主として徳弥がやたら連呼されてますが、くだけた話し方ではあるもののなかなかに立派なこといってるようにも思うんですけどね。
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小野寺史宜 著「片見里なまぐさグッジョブ」、2014.9発行です。そこそこ面白いのですが、テーマが分散しがちで、最後もややまとまりを欠いた感じがしました。
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父の跡を継ぎ若き住職となった徳弥、母親の都合で8回も転校を繰り返していた一時。
昔の憧れの女子が、自分の手で命を絶ったその事実をしり、2人はある復讐計画を立てる。
軽いノリの話のようでいて、著者の作品にありがちな親子とは、というテーマもしっかりあり、読み応えありました。
正義感溢れる徳弥がとても魅力的。
一時は、ゆるい感じがいつもの著者の主人公らしいなと思いました。
丈章がとにかく嫌な奴。
もっとこてんぱんに、と思いましたが、今後も同じ街で暮らしていくわけだし、難しいのかな。
徳弥はハッピーエンドでしたが、一時も幸せになって欲しいなと願います。
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男の友情物語
小さい頃から転校を繰り返してきた谷田一時が、急逝した父の遺骨を預けている同級生で住職の村岡徳弥を十数年ぶりに訪ねる。
小学6年生の時に4か月しか過ごさなかった片見里の町で、一時は同級生だった女の子の自殺に隠された真実の端緒に触れてしまう。
その黒幕で市議選に出ようとしている堀川丈章に、一時と徳弥が復習を企てる。
ドロドロでもなく、爽やかすぎもせず。
続きが読みたい感じ。
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親の都合で何度も転校を繰り返した一時は、小6のときに4ヶ月だけいた田舎町、片見里へやってきた。そこにある寺に父親の遺骨を17年間も預けてあったのだ。その寺の息子で4ヶ月だけクラスメイトだった徳弥は3日後に開かれる同窓会に参加しろと言い出す。嫌々ながら参加した同窓会で一時は次の市議選に立候補する堀川がクラスでも美人だった美和の死を「結果オーライ」と言っているのを聞いてしまい…
堀川はマジで嫌なやつだった。田舎町の有力者の息子。父親は警察署長で県庁に勤めていたけど市議選のために退職。使えるものはトコトン使ってやる。その価値がなくなったらサヨウナラ。だから堀川を敵とするやつもいる。表立って言わないだけで。
だけど、イチとトクの復讐がなんとなーく生温くない?と思ってしまった。もっとスカッとするような、堀川の今までの行いが暴露されるぐらいの復讐はほしかったなぁ。だけど、それだと傷ついた人たちさらに傷つくことになってしまうのか…
だけど!だけど、やっぱり少し生温いよ!現実にはこんなもんなのかもしれないけど、せめて小説の中ではスカッとさせてほしかった。
2020.2.2 読了
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5月-7。3.0点。
田舎町の住職。父の急死により20代で寺を継ぐ。
一方、数ヶ月同級生だったフリーターが寺を訪れる。
読みやすい。あっさりしているがラストは良かった。
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内気な草食系男子の成長と自立をテーマにした作品を得意とする作者の40代半ばの作品。
珍しくライトミステリー風。本屋大賞候補になる最近の作品と比べるとやや安易な展開ながら小野寺作品ならではの安心感があり、楽しく読めた。
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https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/a788166e42886fc30427b1e5a8d4a0f2
「読んだ、読んでいる、読む本」で触れています。
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片見里町の若くしてお寺の僧侶の徳弥と、
お寺に父のお骨を取りに来た小学校の元転校生だった一時。
徳弥の誘いで同窓会に参加することになった一時は、
選挙に出馬予定の丈章が自殺した美和に関わっているような発言を耳にする。
たった4ヶ月しかいなかった片見里の土地で
かつて泥棒扱いされた自分を信じてくれた美和を思い
徳弥と一緒に復讐すること企てる。
親が警察署長という権力を使い
敵にも味方すらにも強気でずる賢い丈章が
自分の手は汚すことなく
美和を傷つけ死に追いやった事実。
徳弥はなまぐさ坊主だけど殺生は見逃せない。
1箇所にとどまることなく何にも執着を見せない一時が見せた行動力。
設定は面白いけど。
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「片見里」2冊目。こっちの方が先なんだろうなぁ。
とにかく丈章がいけ好かないヤツ。と思ってたら、父親までいけ好かなかった。
そんな丈章が同級生の美和の自殺にかかわっている事を知り、お坊さんの徳弥と転校を繰り返し片見里には4カ月しかいなかった一時が仕返しする。