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「超訳言志四録」佐藤一斎著、岬龍一郎著、PHP文庫、2014.10.21
246p ¥626 C0112 (2022.04.12読了)(2022.04.08拝借)
【目次】
まえがき
第一章 『言志録』(四十二歳~五十三歳)
最上の先生とは
仕事は謙虚な気持ちで
発憤こそ向上の源泉
ほか
第二章 『言志後録』(五十七歳~六十七歳)
みずから進んで励む
教育の常道とは
部下を励まし、誉める
ほか
第三章 『言志晩録』(六十七歳~七十八歳)
聖学と王道
平常心こそ肝要
聖賢の学問
ほか
第四章 『言志耋録』(八十歳~八十二歳)
学問を始めるには
外面を飾り立てるな
恥ずべきことを恥じる
ほか
あとがき
(アマゾンより)
幕末維新の激動期、有為の青年たちに計り知れない“思想的感化"を与えた佐藤一斎の『言志四録』。
ペリー来航の際、日米和親条約の作成にも関わった佐藤一斎の凄さは、その数6000人とも言われる門下生、孫弟子、影響を受けた者に、西郷隆盛、佐久間象山、吉田松陰、勝海舟、河井継之助、高杉晋作など、多くの幕末の英傑や志士たちを輩出していることからもわかる。
本書は、佐藤一斎が82歳の晩年まで40年間にわたって一滴一滴のごとく書き溜めた箴言集『言志四録』のエッセンスを“超訳"でわかりやすく解説。
「過去にこだわるな。未来に心を乱すな。常に今を生きよ」「道理を求めるのに老いも若きもない」「欲望に勝つ工夫は、ほんの一瞬にある。いろいろ思い悩むことなく即座に実行に移せ」「花はやむにやまれず、つぼみを破って咲くのである」など、人生の指針が刻み込まれた一冊だ。志高き「サムライ」の処世訓が現代に甦る!
文庫オリジナル。