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ええこと書いてある。
だが、なんか響かん。
実践できてない職場に何があるのか聴きたい。
「」付きの言葉が多い本は、あまり好きではない。
もともと、読みたくて読んだ本でもないしなあ。
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事例に裏打ちされた現場の具体例が非常に腹に落ちる。理想論ではなく、あくまでも現実論に立っているので、理解の助けになる。自分の置かれている立場と合致するわけではないが、現状からどのようにして「非凡な現場」に変革していくかを考えるのに参考になる。ただ読んで終わりにせずに、自分が何ができるのか?どこから手を付けようかと考えていきたい。これからリーダーになる人や、すでにリーダーや経営者になっている人には参考になると思うが、現場と一体になっているような小さな会社にはちょっと合わない部分もあるかも…会社の規模が大きければ大きいほど、参考になると思う。
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日本企業に特有の言葉である「現場」を中心としたコンサルティングや、その経験をもとにした「現場力を鍛える」「見える化」などの書籍で知られる著者の“現時点での集大成”ともいえる最新刊。
著者は、「現場力」とは「保つ」「よりよくする」「新しいものを生み出す」という3段階の組織能力であり、「保つ」から次段階に進化する「非凡な現場」の特徴として、①戦略・信条両面からの「合理的必然性」、②「改善と標準化」を循環させる「合理的な仕組み」を挙げ、最終的に現場は「知識創造主体」として、「ナレッジワーカー」を育成することで価値を生み続けることが可能になると説く。
著者の理論は研ぎ澄まされており、フレームワークとしても非常にきれいに整理されているので常に全体像を意識しながら読み進めることができる。また400を超える「現場」に接してきた著者ならではの言葉はどれも味わい深く、「現場経験」のある人なら誰しもが頷くと同時に新たな気づきが得られることは間違いない。
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グローバル市場の中で「競争力が低下している」と言われている、日本の製造業。
この本は、「日本企業の生き残りのカギは”現場力”にある」と提唱する、コンサルタントによる一冊です。
まずはじめに「現場とは何か」について、説明しています。
そして、組織能力の一つと位置付ける「現場力」を、3層の重層構造であると、定義しています。
以降、「現場力」をいかにして構築していくかを、理論と具体的な企業事例を交えて、説明しています。
著者が定義する現場力の”3層構造”の要素を、以下に挙げます。
①保つ能力
②よりよくする能力
③新しいものを生み出す能力
①が構築できていない現場が多い中で、②や③に進んでいる企業の事例を提示されているので、「道のりは長くて険しいなあ」と、気が遠くなってしまいました。
でも本書に書かれている通り、とにかく、「愚直に」やっていくことが重要なのですね。
定性的な表現が多く、データがほとんど出てこないのがこの著者さんの特徴ですが、製造業、サービス業を問わず、企業の経営や管理に携わっている人には、「引っ掛かる」言葉の多い、一冊だと思います。
『価値づくり経営の論理』延岡健太郎
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4532317231
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ただ言われたことをこなすだけではなく、より仕事や環境を良くなるよう見直し、さらに新しいものを作り出すような自発的、創発的な組織になるには、経営層からの10年スパンの長い持続的な、精神面と制度面からの支えがないと実現しない。とのこと。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。by山本五十六」を継続させてですね。
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http://store.toyokeizai.net/books/9784492557532/ ,
http://www.isaoendo.com/ ,
http://gemba-sembonknock.com/
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ここ2年で最も学びがあった本。強い現場をつくるために必要な方法論をわかりやすく学べるとともに、著者が自身で取材してきた各社の取組も豊富に知ることができる。
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・現場の異常、問題を解決することで達成感を得てないか?
→本来はそんなことないようにするのが仕事
・驚くほど多くの戦略が失敗しているのは、組織としてその戦略を実行するだけの能力があるかの評価が間違っている
・一流の戦略と二流の実行力より、二流の戦略と一流の実行力
→やるべきことが明確なことが重要
・組織能力が戦略的ポジショニングを規定する。
・物事を大局的に捉え、ダイナミックに発想することは大事だが、地に足の着いていない戦略の成功確率が低いのもまた事実である。
・現場を「保つ」能力
私しかできない→私でもできる…標準業務
・コストを下げ、価値をあげるという二律背反の取り組みをすることが必要
・保つ能力
→よりよくする能力
→新しいものを生み出す能力
・保つ能力しかない現場は、「平凡な現場。」
しかし、それさえできない「平凡以下の現場」から脱するには、当たり前のことを当たり前にできることが必要。
・本社や上司から言われたからなんとなく始め、なんとなく行い、なんとなく消えていく、そんな活動が能力になることはない。
・戦略と信条、ビジョンと情熱が、組織の活動レベルを定義づける
・何のためにその活動を行うのか?
何にこだわってその活動を行うのか?
・為さざるの罪 by ヤマト運輸
・現場は、「価値創造主体」、「業務遂行主体」、「人材育成主体」、「知識創造主体」
・現場力を高めるには合理的な必然性と合理的な仕組みが必要
・管理集中型組織より、自律分散型組織の方が構築に手間暇がかかる。
・時間かかることは承知の上で、まずは自分が変わる
・マニュアルを現場の今を反映したものにするために常に更新しないといけない。「それに合わせることが最もよい結果を生み出せる」と現場が判断し、積極的に活用するものでなければならない。
・顧客視点、改善提案、店内改善の3つの切り口で意見を記入するシートがある。
・標準→気づき→知恵→改善
・改善を進める要因
阻害要因、報酬、競争、学習
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・現場力をつけるには時間がかかるし、マネージメント層の覚悟が必要
・やれることは、社員一人一人が自分で考えて実行することに他ならない。。
・まずは、現場で起きている課題に向き合おうと思った。
・『与えられた仕事』以外の部分に目を向けるというより、当事者意識を上げて自分で動いて周囲を巻き込み、できないことをできるようにすること。。
・明日から何をすればいいんだろ・・がまだ見えないというのがモヤモヤする所です。
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非凡な現場のあり方がわかる。
結局は経営者が本気を出さなくては、変わらない。
1,現場を未来に向かわせる
2,現場のもてる力をすべて解放させる
それを可能にするには、経営者と現場のコミュニケーションである。
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”現場”の第一人者が論じているまさにThe現場論です。
非凡な現場とは、どんな現場でどの様に構築すべきかについて、経営学的視点に基づく演繹的な手法や、実践事例に基づく帰納的な手法で、論理的に捉えており、相当な部分が腹に落ちました。
何よりも、著者の現場に対する想いが、文章の節々から伝わってきました。もう一度、しっかりと読み返して、ポイントを整理し、今の会社生活に活かしていきたいと感じている次第です。
日本の製造業の強みである組織能力を引き続き磨くにより、他が模倣できない競争優位を確保することの重要性を学びました。
優良図書だと思います。
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著者の「現場」に関する示唆は共感する部分が多い。非凡な現場をつくるのは並大抵なことではないが、トップ次第、人次第である。
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161217 中央図書館
著者は、ハートフルな現場論で有名で信者も多いと思う。しかし、その「現場」に関わる経営学的メッセージは、著書を読むだけではわかりにくい。抽象的なアジテーションあるいは「叱責」スタイルの言説に終始している観がある。詳細を会得したければ、俺にコンサル料を払え、といわんばかり。
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・「凡事徹底」は、現場にとって基本中の基本だ
・現場力という組織能力は「保つ能力」「よりよくする能力」「新しいものを生み出す能力」が重層的に連なったものだ
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戦略的位置取り(SP)と組織能力(OC)でOCがないとSPの実践ができない。よってOCをどう伸ばしていくか、という観点から、現場力を高める方法・理論について記載されたもの。
現場は「保つ力」「よりよくする能力」「新しいものを生み出す能力」と発展すべき、「新しいものを生み出す能力」までいけば非凡な現場となる。
しかし言うは易く行うは難しであろう。