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ハリーとチョウの濃い模様。
聖マンゴ魔法疾患傷害病院でのネビル。
校長の交代。
衝撃的な展開が続く中、それでもスネイプの最悪の記憶の印象には勝てない。
ハリーがショックを受けたように、僕ら読者もショックを受けたし。
スネイプという人物をちゃんと見てあげなければという思いに駆られる。
たとえ、彼がハリーに嫌味な言動をとろうともだ。
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ハリー・ポッターって、ハリーの話だとずっと思っていた。特殊な状況の中生きてきた1人の少年の学校生活、勇気のいる冒険や闘い、そういう話だと思ってずっと読んできた。けど、この巻を読んでいる途中、というか読んでいない時間に話の内容について思いを巡らせていたときに、そうじゃなくなったな、あるいはそうじゃなかったんだな、と思った。
つまり、この物語はハリー個人の話ではない。もっと広い、政治的な思惑やら対立やら戦略的な動きやら、そういうたくさんのものがうごめきあうような社会全体の話なのだと、というかもはやただのリアルすぎるディストピアの話なのか?と、この巻の中盤で気づかされた。
それにしても本当にこの「魔法界」という社会の完成度の高さが素晴らしいとつくづく思う。「世に知られていない分野の魔法」なんていう概念思いつくか?
神は細部に宿る。
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ハグリッドがやっと帰ってきた!O.W.Lの試験のための勉強や、アンブリッジ先生の恐怖政治、何も語らないダンブルドア校長…いらだつハリーにとって、うれしい出来事のはずだったが、ハグリッドも秘密をかかえている!?DAの仲間たちとの練習が心の支えとなるが、ハリーの悪夢はますますひどくなります。まるで自分の中に、ちがう誰かがいるような・・・。
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僕は、アンブリッジのしゃべり方と態度が嫌だった。
スネイプが自分の恥ずかしい記憶を見られて少しかわいそうだった。