投稿元:
レビューを見る
イーヴァは亡妹の遺した双子の赤ん坊を連れ、パリを訪れていた。
なけなしの貯金をはたいてまで来たのは、子供の父親に会うためだ。
もはや肉体的にも経済的にも、ひとりでの子育ては限界にきていた。
ところが妹から父親だと聞いていた画廊オーナーのミカエルは、
妹と関係を持つどころか、会ったことすらないと言い張った。
なんて傲慢で無責任な男なの! イーヴァは思わず彼の頬を叩いていた。
それは普段の彼女ならありえないことだった。
そうしなければ、もっととんでもないことをしそうで怖かったのだ。
女性なら誰でも惹かれずにいられないほど、彼がすてきだったから。
妹とベッドをともにした男性に惹かれるなんて、不道徳すぎるから。
投稿元:
レビューを見る
天使の名をもつゴージャス三兄弟のミニシリーズ三部作最終話。物語は前作で登場の末の弟レイフの結婚式から始まります。
花嫁が遅いとハラハラしながら青から緑色に顔色が変化するレイフにクスっと笑える冒頭から一転、そのレイフに、彼の知らない双子の存在!?
というわけで、身に覚えのない女性から子供をつきつけられ戸惑うミカエルは、新たに浮上した疑惑とともに、弟の幸せを守るために、ヒロイン・イーヴァと火花を散らすことに。
レイフは冒頭の登場なので話も絡まず、単品でも楽しめます。
相変わらず思い込みの激しい痛いヒロインだが、最近の作者の中では一番おもしろかった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4317.html
投稿元:
レビューを見る
「裏切り者に薔薇を 」(R-3003) 三男
「囚われの宝石」(R-3011) 次男
「天使は愛にひざまずく 」(R-3019)長男 ← 本作品
ヒーローがお兄ちゃん全開でとってもいい人。