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【個別連鎖】
小説です。
電車でとなりに座っただけでも出会いですね。
不思議なところでつながっている。
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・自分よりも頑張っている人の姿にもっと頑張ろうと思う
・自分の時間を誰かの喜びに変えるということが働くということ
・試練や苦悩があったからこそ今の幸せがある、と思える人生にしよう
・大切にするから好きになる、今自分の居場所を大切に思う、そうすることで好きになる
・本当の気持ちは行動が物語る
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登場人物たちが現在過去のささいな接点からそれぞれの人生に大きく影響を与えていく感じ。自分の人生も結構そういうものなんだと思う。
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短編集かと思ったら、少しずつ繋がり合っていました。
誰かの支えになったあの人もまた、過去には誰かに支えられて今があったりする。
喜多川さんの作品は小説でありながらも示唆に富んでいて、いい意味で少し教科書っぽいところがあると感じる。
「秘密結社ladybirdと僕の6日間」もそうだったけど、何か一生懸命生きようって気になる。
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人は人に支えられて生きている。
分かっているようでも時々忘れてしまうものだ。
この本はいくつかの短編小説が繋がって構成されている。
実は私たちの人生でもこんな風に知らぬ間に色々なところで繋がり、支え、支えられて生きているのだと感じることができる。
「恩送り」という言葉があるが、まさに受けた恩は返すことはなかなかできないものだ。
しかし、他の誰かに送ることはできる。
そうやって生きていくことで少しずつ人生が豊かになっていく。
私はそう思っている。
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短編で別ストーリーながら繋がりのある構成となっている。
自分の時間を誰かの喜びに変えることが働くということ。
来たときよりも美しく、そんな人生を。
何が起こるかわからない人生を楽しむ。
考えられない偶然の出会いは今この瞬間だって起きている。
好きだから大切にするのではなく、大切にするから好きになる。
自分の心の状態が変わっただけで何もかもが素晴らしい世界に見えてくる。
いろんな重要なメッセージが込められている作品です。一読をおすすめします。
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まだ読んでいない喜多川さんの作品で、評判がよいものをとピックアップしたのがこの本。直前に読了した「タイムカプセル社」ほどぐっと来るモノは少なかったが、それでもあらためて気づかせてもらった事などがあった。9つの短編で構成され、そのエピソードごとに登場人物がかぶっているというユニークな作品。よって、第1話から読んでも、第6話から読み進めても、全部読み終わるとつながっている感じを受ける。タイトルそのままだ。
【TO DO】
●自分にできることを増やしたり深めたりする努力を続けることで、他者に貢献する。
●たしかに何も言わなくても、その人の行動を見れば、何を考えているかがわかるはず。まずは「行動」で、自分の考えを示せ!
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喜多川泰さんの作品で初めて読んだもの。世界は一つに繋がっているのだと感じた。本の構成の素晴らしさに惹かれ、もっといろんな本を読みたいと思わせてくれたきっかけになった。自分の人生の主人公は自分で、影響をもたらせてくれた脇役のような存在がいて、その脇役の人生の主人公は自分で、その人にとっても影響を受けた誰かがいて…と繋がっているうちに、最初の主人公と最後の脇役が繋がったときに衝撃を感じた。いろんな場面での出会いを大切にしようと思えた作品だった。
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「One World」 喜多川泰(著)
2014 10/30 初版 (株)サンマーク出版
2014 11/5 第2版
2020 2/22 読了
今さらぼく如きが言うまでもなく
世界は「善」と「奇跡」で出来ている。
一見なんの意味も無いように見える出来事も
誰かの人生の最高の瞬間かもしれない。
そんな最高の瞬間の連続が
目の前で起きていると信じたくなる
そんな物語でした。
良く知る喜多川ワールドですが
いちいち込み上げてくるモノがあって
その都度立ち止まるため
なかなかページが進まない。
歳をとると涙脆くて困る。
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人は必ず誰かと繋がっている
そして、互いに影響し合って生きている
相手を大切にする事は自分を大切にする事
誰かが誰かを幸せにしている世界は素晴らしい
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短編集に見えて、繋がりを持った1つの長編。
たまたま隣に座った他人。そんな人も心の持ちよう一つでどう見えるかが変わる。
全員が主人公であり、脇役でもある。人は生きていれば、必ず、どこかで影響を与えている。
日本人として優しい大切な気持ちを思い出せる素敵な本でした!
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喜多川泰さんの作品を読んできたのですが、読んだ中では短編集は初めてでした。
世界は1つで繋がっているんだって考えさせる本でした。
イッツ・ア・スモールワールドが頭の中で流れそうでした。
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心を洗ってくれるような言葉
背中を押してくれる言葉
勇気づけてくれる言葉
あとがきにもありますが、ひとつひとつの短編が一本に繋がっているストーリーが素晴らしい。
最後の話を読んだ後に1話を読むと、さらに感動が増します!2度読み必至!
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『ソバニイルヨ』で大好きになった喜多川泰さんの本を、久しぶりに読む機会に恵まれました。
あとがきより…
この作品は、短編集のように見えて、つながりを持った1つの長編であり、僕たちの人生そのものを表しています。それぞれの人生は、他者の人生と切り離すことができない縁でつながっていて、別々の物語のように見えて、実はそれが1つの長編の物語になっていることを感じてもらいたい。『One World 』というタイトルには、そんな思いが込められています。…
物語の形を取った、啓蒙書という感じの喜多川泰さんの本。この作品も、自分のダメなところをしっかりとついてくれ、その上で気持ちを新たに何かを始めてみようとう気概を与えてくれ、清々しい気持ちになりました。
9編ありましたが、特に印象に残ったのが「夢の国」です。中国から日本に出稼ぎに来ている張さんと、日本人大学生裕樹のお話。
☆張さんは初めて日本に来て、忙しくても笑顔で対応してくれるウェイトレスの姿、日本人全般の常識の高さなどを目の当たりにして感動し、日本が大好きになります。そして、何かから逃げる理由ばかり探して生きているバイト仲間の裕樹に、「日本は夢のような国。好きだから大切にするのではなく、大事にするから好きになる。自分の居場所を大切にする人は、信頼される」と発言します。
バイトからも逃げ、やめていく裕樹に、バイト先の店長からは、「うちの店をやめた後に、お前がどう行動するかでお前の心がわかる。かっこいい男になれよ。」と言われます。
この二人の言葉を契機に、裕樹は変わっていきます。☆
因みに、次の「どうぞ」という短編では、その張さんが日本で経験したことが描かれており、また繋がっていきます。
張さんは日本をとても褒めてくれていますが、日本も段々と変わってきて、張さんを失望させてしまいそうですね…
やりたくない事に対して、理屈をつけて言い訳をして、結局は逃げているだけ…
すみません、私もです…とグサッと心に刺さりました。
他にも気に入った、老人の台詞がありました。
「ホワイトバレンタイン」より…
☆「女房と2人で一生懸命仕事をして、家族を養って、子供たちにも何かを残してやろうと、いろいろ頑張ってきたんですがね、頑張って集めたものなんて何一つ残っていません。一生懸命貯めたお金も、頑張って買った家も、今やもう残っていないんです。ようやく気付いたんですな、残せるものは、集めたものじゃなくて、与えたものだって」☆
素敵な言葉に溢れている一冊でした。
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★★★
今月6冊目
喜多川ワールド。
たった1人の出会いにより人生が変わってくショートストーリーがいくつか。
良い話書くよね