紙の本
室蘭の鳥たち
2019/05/05 07:15
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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
北海道・主に室蘭の鳥の写真が載っています。
個人的に32・33ページのアオサギ、54ページのメジロ、
88ページのハギマシコがお気に入りです。
小鳥の愛らしさ・猛禽のかっこよさが見れて良かったです。
あとがきの「武蔵の絵」も興味深かったです。
子どもの頃のこの出来事が熊谷さんの原点になっているのですね。
紙の本
自然に生きる鳥の姿
2015/08/30 20:37
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投稿者:ほたる - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル「野の鳥の四季」というとおり、自然の中にいる鳥の写真集です。ただ単に鳥を撮るのではなく、いかに自然に溶け込んでいる鳥を撮るかを大切にしていることが分かります。どの写真も警戒心がなく、普段の何気ない鳥の姿を見ることができます。そして、どの写真も可愛く、また格好よく撮れています。私も野鳥撮影をしますが、こんなに素敵な写真を撮ることはできません。何度も何度も見て少しでも近づけられたらと思います。野鳥の写真集、いろいろありますが、一番好きな写真集です。お勧めいたします。
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野鳥の写真集では、最近最もいい写真集である。
野鳥写真家にとって見習いたいものである。
素人でなかなかこのような写真は撮影出来ないが、近づき
たいと思う。
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(2015.03.02読了)(2015.03.01入手)
これもプレゼントでもらいました。
副題に「北海道の鳥たち」とついていますので、北海道で撮影された野鳥の写真集です。
著者は、北海道の室蘭市に住んでおり、そこから車で15分ぐらいの範囲内で撮影されたものがほとんど、ということです。そのあたりが、渡り鳥の中継地になっているので、多くの渡り鳥を撮影することができるとのことです。
野鳥の「野」の部分にこだわって、写真に人工物を入れず、鳥だけではなく鳥のいる野も一緒に撮影することを心がけており、この鳥はこういう場面でとりたいということにこだわり、そのためにとる時間帯や場所を工夫しているようです。
写真には、撮影メモ的な文章が添えられています。
僕が、鳥を撮影するときは、鳥の種類がわかるようにとることにこだわっているので、できるだけアップで、横向きにとろうとしています。
図鑑に掲載されているのも横向きだし、横向きが、鳥の特徴がよくわかるので。
後ろからだと、顔の特徴がわからないし、正面向きだと羽根の特徴がわかりません。
余裕が出てきたら、熊谷さんのような写真に挑戦してみたいと思います。
掲載されている鳥のうち、20種類ほどは、僕も撮影したことがあります。でも、飛翔する写真は、余り撮影できないので、うらやましい限りです。
【目次】
Spring
Summer
Fall
Winter
作品リスト
野鳥美を求めて
「作品リストより」(rakuten)
ヒバリ―室蘭市・5月
ヒガラ―室蘭市・5月
ミソサザイ―室蘭市・4月
オオルリ―室蘭市・5月
キセキレイ―登別市・5月
ヤブサメ―室蘭市・5月
キビタキ―室蘭市・5月
コマドリ―室蘭市・5月〔ほか〕
☆関連図書(既読)
「カラスはどれほど賢いか」唐沢孝一著、中公新書、1988.05.25
「都会の野鳥は夜も飛ぶ」唐沢孝一著・叶内拓哉写真、祥伝社文庫、1993.06.20
「都市の鳥 その謎にせまる」唐沢孝一著、カラーブックス、1994.04.30
「小鳥はなぜ歌うのか」小西正一著、岩波新書、1994.05.20
「カラスは偉い」佐々木洋著、知恵の森文庫、2001.05.15
「カラスの早起き、スズメの寝坊」柴田敏隆著、新潮選書、2002.07.20
「カラス なぜ遊ぶ」杉田昭栄著、集英社新書、2004.03.22
「ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑」久保田修著、新潮文庫、2010.04.01
「世界のかわいい小鳥」上田恵介監修、パイインターナショナル、2014.10.08
内容紹介(amazon)
写真家熊谷勝氏が野鳥を撮影する上でこだわっているのが鳥のいる「背景」である。その数々の写真は、美しさ力強さはもちろん、鳥たちの生きる自然環境までもがこちらに伝わり、まるで絵に描いた世界にも見えます。また猛スピードで飛ぶ鳥の姿を捉えた飛翔写真も迫力あるものばかり。かっこよく、そして美しく生き続ける鳥たちを四季に纏めた写真集です。