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先生の回想がいちばん面白いと思った。
昔学校でよんだことあるからかも
人の心はわからんなー、自分もよくわからんなーってことなのかな?
人は、自分のことも確実なことは言えない、みたいなとこに共感
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内向的な男性視点による恋愛小説だなと思いました。
親戚が自分の両親の遺産を狙っていることに気づき、人間不信なる。それでもまだ女性に対する恋心までも不信にはなっていなく、未亡人の奥さんがきりもりしている下宿先の娘さんに恋心を抱く。
先生の親しい友人であるKも下宿することになり、娘さんに対し恋心を抱く。
どちらも娘さんに対する思いから引くことができず、先生はKの宗教的な生き方に対して恋心を抱くのは許されないことではないのかと弱みをつく行動にでる。
Kは自分自身の生き方に対して罪悪感を抱き、自殺をしてしまう。
友人を死に至らしめてまで娘さんを得たことに対して先生も次第に罪悪感を募らせていき、とうとう自殺をしてしまう。
女性に対する恋心を引けない末路と女性に対する恋心よりも友情の方が大切にするべき感情なのかなと学びました。
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教科書に載ってたなぁと思って、読んだ。先生との関係や、人間の影の部分、生き方などいろんなことを学べた。再読したい本である。
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エゴイズムが自己の心をどう支配し、周囲に影響を与えるのか。それぞれの視点からエゴイスティックな自分に悩み苦しむ、また気づかず過ごす様子がありありと表現されているので、感情移入しやすいのだと思う。名作は、時代を超えて読者の共感を得るのだと実感。