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親友同士で同じ子を好きになってしまった王道の三角関係。見ててすごく切なかった。ものすごく気があって楽しそうなふたり。謎の手紙から始まるふたりの小さな冒険、少し凝っててよかったな。どうして、どうして。いろんなどうして。こぶしもたまには有効。きっとこの先はハッピーエンド。
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切ない。タイトル通りの内容であり、主人公は親友の彼女を好きになった罪に葛藤する。ラノベにしてはシリアスだし、あまりない設定だけど、主人公、ヒロイン、そして親友の心の動きを丁寧に描いていく描写には好感が持てました。あとイラストも小説の世界観とあっていたと思う。ネタバレだが、一応ハッピーエンドと言える展開だったのでほっとした。これで誰も幸せになれないとライトノベルとは呼びがたいと思ったのでw
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中身は、タイトルそのままなだし、古都が弘凪の方に惹かれてるのは明らかなので、結末もわかっている。それでも最後まで読ませてしまうのは、美月たんの文章力だろう。人が苦しんでると幸せを感じられない人は生きるのが辛い時代ですね。
拳で語り合うことで決着をつけるのは、腐女子の妄想としておいておくとして、遥平の告白はどこまで本当で、どこからが脚色だったんでしょうね。
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久しぶりに「青春」「恋愛」といった内容の本を読んだ。
主人公やその友達の設定や雰囲気が取っ付きやすかった。野村さんの文学少女の1、2巻を読ませていだきましたが、あっさりして読みやすい文章でそういった好き嫌いはそこまで出ないと思った。
恋愛、といっても寂しさというか透き通った感じできれいだなぁと思いながら、1日で読み上げた。三角関係ですねうむうむ。ただ、厳しく言うと、もう少し脇役(遼平や女の先輩)の設定や過去話などが深く書かれているとより面白さが出たかなと思う。
タイトルの長いライトノベルで抵抗を感じる方もいるかもしれませんが読みやすいので、久しぶりに恋愛読みたいという方にはお勧め。
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初読み作家さん。以前親友を含めた三角関係で皆を苦しめた(らしい)のに、またタイトル通りの状態になってしまった主人公が、恋と友情の間で葛藤するストーリー。煽り役の先輩の存在が謎だし、終盤の展開や親友のキャラ設定には少々無理があるように感じてしまったけれど、主人公たちの、気になる=好きなのかわからない状態の迷いやもどかしさ、好きと気づいてからの頑さにはきゅんとしました。
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マンガ『いちご100%』の作者河下水希さんがイラストを担当していたので購入。
キャラクターによく合った絵柄で、まるで河下さんが生み出したキャラクターなのではないかと錯覚するほどだった。
ストーリーはタイトルの通り。
ライトノベルだと男を取り合う女性2人との三角関係は多いが、この作品は女の子と男2人の三角関係だ。
登場人物たちの抱える想いは複雑で、理解できるところとできないところを持っている。
現実の人間と同じだ。
実在の海外SFの作品が主人公と女の子のつながりとなっているところも素敵だ。
最近海外SFを読んでいる私にはタイムリーでもあった。
たまに地の文が海外小説の翻訳のような文章になっているのは意図的なのだろうか?
「自分は行かないと強く断言した手前(しかも二度も!)」みたいなカッコ書きの付け足しを見ると、翻訳みたいだと思ってしまう。
狙ってるのであれば面白い。
ただ、いくつも海外SF小説のタイトルを挙げるのなら、本書のタイトルももっと気のきいたものにできなかったのだろうか。
そして誤字脱字・誤表現が多すぎる。
編集部はしっかり校閲してから出版するべきだ。
それでもまぁ、そんなに濃い小説ではないが、ラノベっぽさはないので、普段はラノベを読まない人でも抵抗は少ないはずだ。