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岩手県の野田村保育所をモデルにした絵本。
普段から津波を想定した避難訓練を行っていた野田村保育所は、東日本大震災の時も奇跡的に避難することができた。
避難訓練の大切さを感じた絵本。
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地方紙の記事で知った絵本です。
岩手県野田村保育所のお話を元にしています。
園児90名、職員14名の野田村保育所は、東日本大震災の日、一人の被害者も出さずに全員が避難し、「奇跡的」とも言われました。その「奇跡」の影には、毎月の地道な避難訓練がありました。子供たちは、大きな揺れの後、泣かず、ぐずらず、普段の訓練の通り、高台の中学校へと向かいました。
主人公のはなちゃんはちょっぴりのんびりやさん。
ひなんくんれんで、せんせいにちゅういされてしまいました。
それからのはなちゃんは、はやあるきができるよう、いっしょうけんめいれんしゅうします。
はやあるき はやあるき。
そして、あるとき、おおきなじしんがおこります。
絵は全般にやわらかな雰囲気です。
小さな子たちにも読めるように、文章もわかりやすく書かれています。
津波の絵も威圧感を与えるということはありません。
明るいトーンではありますが、一方で、その大きさ・怖さはわかる描き方です。
このほんわかとした絵のお話の中でも、失われる命があります。
どんなにか怖ろしい災害だったことか。そしてどれほど多くの命が失われたことか。
小さなお墓に供えられる小さな花はそのことを静かに語りかけているようでもあります。
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1-2 2017/09/06
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「災害・津波」に。
2011年3月11日に起きた東日本大震災による津波の話。岩手県野田村保育所での実話。
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優しい絵だが、東日本大震災での津波の恐怖が伝わってくる。
絵本を子どもたちに読み聞かせしながら、涙をこらえ、声が震えた。
子どもたちの園でも毎月さまざまなシチュエーションを想定して避難訓練が行われている。
おかげで子どもたちも避難訓練は身近に感じているみたい。
「もしも」はいつか必ず起こるもの。
慌てずに行動できるように、私も備えておきたい。
(と思いつつ、いつまでもやらない私…奮起しなくては!)
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日々備えないといけないですよね。それはなかなか難しい事です。この絵本を通して子どもに天災を教えるきっかけになりました。
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実際の東日本大地震の避難を描いた絵本。うちの周りには海がないため、津波のことは子供は難しかったようだけど、避難訓練はしたことがあるので、よく理解して読んでいた。いざという時のためにも大切なことだと思う。