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「ヤクザだから悪」と、一括りに考えてしまいがちですが、そんな単純なものではないと改めて気づかされました。
むしろ悪いことをしているという自覚がない、「善良な市民」こそ危険なのではないかと思います。
ヤクザは善というつもりはありません。
しかし、組織の一員という誇りを持ち全体を俯瞰している…とか、兄弟どうし共に笑い共に泣き…など、眩しく感じる点もありました。
これは何を意味するのでしょうか。
本文中にありましたが、「国将に亡びんとするや、必ず制多し」という言葉があるそうです。
そういえば江戸時代には、「白河の清きに魚も住みかねてもとの濁りの田沼恋しき」なんていう狂歌がありましたね。
いろいろと考える一冊でした。
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タイトルはなんかすごい修羅場が色々書かれてそうですが、そうでもないです。
任侠の世界から変わりゆくヤクザ世界を現場の人間にアンケート?インタビュー?しながら書いた本。
暴対法で変わりゆく世論などを交えながら著者の宮崎さんの意見が書かれています。
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世知辛い世の中ですぜw
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ってな事で、宮崎学の『現代ヤクザの意気地と修羅場』
期待して読んだが全然面白くなかった。
現在のヤクザの生きていく状況は厳しいと思うけど、この先も更に厳しいじゃろな。
って、ヤクザだけじゃ無く、一般人にも厳しい現代社会よ!
ヤクザも庶民も知恵を絞って生活せんと生きていけない世の中になってくねw
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2017年53冊目