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面白い、つまらない、その単純な二択で感想を選ぶなら、間違いなく面白い作品
画に素人目に判る崩れや綻びもないし、ストーリーにも躓きは感じ受けられない
しかし、どうにも、私は物足りなさを覚えてしまった
じっくり読んだ二度目で判ったのだが、どうやら、私は無意識に、他作品と比べてしまっていたようだ
明らかに狂気を逸している殺人犯が作中には登場するのだけれども、他作品、例えば『魔人探偵脳噛ネウロ』や『サイコメトラー』で陰惨な事件を引き起こしている、読み手を恐怖のどん底に叩きつけてくる、見た目も中身もインパクト大な犯人と比べると、パンチに欠けてしまっている気がするのだ
また、タイトルに殺人鬼と入っていたのも、理由かも知れない。私の中の殺人鬼のイメージはどうしたって、零崎一賊なので、ついつい「殺人犯どまりだな」と思ってしまう
もちろん、怖い事には怖い。だが、何度、読んでも理屈をこねくり回して造った犯人像ってイメージを払拭できなかった。今後の課題は、いかに読み手の本能的恐怖と嫌悪を揺さぶれる犯人を登場させるか、だろうか?
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見た目は少女!頭脳も少女!行動も少女!
けれど犯人を見つけ出す能力は異常なほど優秀。
そんな彼女である泡沫モコとコンビを組むことになった捜査第一課巡査部長の灰島柩。
異常で歪んだ殺人鬼達を追う!異常犯罪ミステリー!
モコはこう見えて22歳です。
殺人鬼が異常すぎるのとモコの可愛らしさのギャップがいい。
表紙からは想像できない一部過剰な描写あり。
個人的には楽しめました。
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表紙とあらすじに惹かれて。
”異常犯罪”の部分に期待すると肩すかしを食らう可能性が大。
でも、事件発生→現場検証、聞き込み→犯人はおまえだ→トリック解説というミステリ工程が駆け足ながらもきちんと組み立てられている。
どこかしらミステリ系の洋ドラみたいな安定感のある、いい作品だと思う。
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キャラの見た目とストーリーのハードさのギャップが良いですね。推理ものが好きな方にはおすすめです。帯のうたい文句通り表紙に騙されるともったいないかも。
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幼女探偵(警察だが)もの。
見た目に反して猟奇的な犯罪内容になっていてたまらない。サスペンス的にはいい捻りになっており悪くない。キャラクターの掘り下げはこれから。