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田舎町にある商店街で起こる事件を人形師の弟子の主人公が入院中の師匠に変わって解決していく日常ミステリー。
ちょっとホラー要素が入って、微かに恋愛要素も入ってくる所が櫛木さんのお話っぽくて好き。
きっと続編も出るだろう(勝手な推測)と思っているので続きも期待
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連作短篇集。
いわゆる日常の謎と若干のホラーテイストが入り混じった感じは好きな作風です。
が、あえて一言。なんで売れる作家さんの作品はシリーズ化が前提で書かれるんでしょうかね?
作家を大事にしていない気がものすごくします。
使い捨てになる作家さんではないとは思いますが、ここで腰を据えたホラーでも、ミステリーでもいいから書いてほしいんですが……。
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骨董ミステリ。ほんのりラブコメ要素もありでライトな印象。今回はあまり超常現象的なホラー要素はないなあ、と思ったのですが。……あれ? やっぱりなんだかいろいろと怖い部分がありますよ。期待の新シリーズ。
お気に入りは「わたしの人形はよい人形」。タイトルからして怖いのだけれど、その期待にそぐわずやっぱり怖かった! あまりにえげつないぞ。表紙の印象で買った人は「騙された!」ってなりそうだなあ。
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【収録作品】プロローグ/第一話 いない子どこだ/第二話 赤猫が走る/第三話 縁は異なもの/第四話 わたしの人形はよい人形
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おお……これは惚れる……。
お人好し体育会青年の堅吾は人形職人見習いで、幼なじみの美人四姉妹と同居中(姉妹のじーちゃんが師匠なんだわ)
で、年寄りだらけの地方の町の貴重な若者なので、やたらと商店街のじーちゃんたちに頼りにされちゃって、堅吾は毎日大忙しで駆け回る羽目に……!
という、日常の謎系ミステリシリーズ。
とはいえ、櫛木さんなので、事件の真相は結構陰惨。救いがたく壊れたひとたちがいっぱい出てきます。
というわけで、ミステリとしても面白いのだが、主要キャラが抱える深い傷とか、四姉妹との関係とかもなかなか興味深い。
堅吾はホントに好きなのは……(涙)
ところで!
これシリーズですよね? 続巻出ますよね? これで終わりだったら暴れる!!
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主要キャラは気持ちのいいやつばかりなのに、起こる事件はざらりとする。ホーンテッドキャンパス同様、こちらもそんなかんじ。七凪町内のお話だから、同じ調子で続編出るのは難しいのかなー。
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城下町の骨董屋で住み込んでいる見習い職人。
同居しているのは師匠の孫の四姉妹。
近所の事件を解決、は、日常ミステリーかと思いきや
がっちり犯罪なものから、絡まってそうなものまで。
噂大好きジジババの威力は、恐ろしいものがあります。
1話目からしっかりそれが生かされていますが
えげつない…いや、さばけないなら、平和的解決?
2話目はまさかの最後まで犯人が…な展開。
3話目の罪擦り付けは拍手ものですが
相手が乗り込んできたら、まぁこうなるかと。
4話目は猟奇的というか、人間分からない、としか
言いようがない方向に。
しかしこの話、主人公の過去がちらほら…で
ものすごく気になる状態です。