投稿元:
レビューを見る
第三の帆船ベンガル号を購い、藤之助(とうのすけ)ら東方交易は順風に見えた。死の床の旧敵老陳(ろうちん)に、長崎に遺した孫娘の行く末を託される。老陳の予言通り、突然の野分が東方交易の船団を襲った。そしてレイナ一世号の僚船ストリーム号は、消息を絶つ。仲間と貴重な積荷を失う危機に、どうする藤之助!?〈文庫書下ろし〉
投稿元:
レビューを見る
2015.06.22. 読了
あとがきに
このシリーズを次巻で完結さようと思う。
と、ありました。
確かに、
虚構の登場人物の行動と、龍馬らの先駆的な史実とが重なると破綻をきたす可能性に気付かされ、
と佐伯さんは書いていらっしゃいますが、
話を進めて行くのは難しいだろうと
読者も感じていたと思います。
是非 サムライトウノスケとレディレイナが
伸び伸びと進んでいけるような設定で
終了させて欲しいと願います。
小太郎と綾女の登場も
未来につながるような気がします。
投稿元:
レビューを見る
第二十二弾
幕末題材で主人公夫妻の活躍、設定は面白いが史実を無視しないと難しいか
今回のあとがきで納得
やはり奇想天外な展開か、終了しかないのか?
投稿元:
レビューを見る
上海から日本へ向かう東方交易の二隻。日本で待ち構えるのは公武合体に奔走する幕閣の思惑。死が近い老陳の跡目争い、更には野分。とうとう次回が最終巻とのこと。大好きなシリーズだっただけにここで終るのは勿体無さ過ぎです。日本離れて違う展開でもいいのに。