紙の本
虫とかグロっぽいものが苦手でなければお勧め
2015/11/30 14:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:熊の胆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
走査型電子顕微鏡で得られた白黒画像に着色した極小生物などの写真集です。
序文で明記されているように見た目のインパクトで収録写真が選ばれていて
良い意味で見世物的で見ていて大変面白いです。
また我々の周囲に普通に居る生物や人体内部の様子などもあり、身近にこんな
世界があるのかと驚かされました。
オールカラーなのにお値段がお手頃なのも嬉しいです
紙の本
小2の子が夢中で読んでいます!
2015/10/16 21:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みきまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出先でフラッと寄った本屋さんで子供(小2)が夢中になってしまい、どうしても欲しいというので、その場で購入しました。私は正直言って、気持ち悪いのですが、ミクロ生物の絶妙な体勢を巧く捕らえた写真が満載で、「気持ち悪~い!」と言いながらも、少し離れた所から覗いては、どんな生物かと説明を読んでしまいます。
投稿元:
レビューを見る
(15-83) この子達なんでこんなに作り物めいているんだろう?堅そうだし。そう思って不思議だったが「走査型電子顕微鏡について」を読んで納得。つまりはく製みたいなものなのね。死んでるんだ。
私はこんなにくっきりしてなくてもいいから、生きて動いているところを切り取った感じの写真の方が好きだな。
投稿元:
レビューを見る
うひょ~~~、これはまた何と言ったらいいか、インパクトという点では今年最大かも。夫が買ってきたのを「何それ?」とのぞいたら、なんだこの表紙の生き物は! ブ、ブキミすぎる。もう初っぱなから目が釘付け。「げげっ、うわぁ、どひゃーっ」大騒ぎしながら、最後までしっかり見てしまった。衝撃だ。
しかしまあ、なんでまたミクロン単位の大きさ(というか小ささ)の生き物にこんな凝った造型が必要なのか。なまじ普通サイズの(人間基準で、だけど)動物にちょっと似てたりするのが、とてもいやあな感じだ。顔みたいに見えたり、手みたいなのがあったり、でもこれ決定的に顔でも手でもないよね。うぬぬ…。
気持ちを落ち着けてから注記を見ると、走査型電子顕微鏡のデータはモノクロで、これらのミクロ生物の写真は擬似的に着色されているそうな。ケジラミの写真に「毛上のクリフハンガー」とキャプションがついていたりして、「学術書ではない点も」「ご留意いただきたい」とある通り、ま、ウケ狙いの本なんだけど、しっかりしてやられました。
一番怖かったのはシンカイウロコムシってやつ。ギーガーのエイリアンを地で行ってる。降参。
投稿元:
レビューを見る
「夢に出そうなミクロ生物」というタイトル。エクスナレッジだろと思ったら扶桑社だった。スマン。
さてこの本、「ミクロ生物選定委員会」なる謎の委員会の編によるものだ。
「美」よりも「驚」あるいは「恐」に主眼をおいて対象を選んだ、と。
走査型電子顕微鏡で撮った写真には色はつかないが、本書はそれっぽく着色してある。実際には透明に見えるような生物にも色がつけてある。「その形状を明快に認識させる目的で」着色してある場合がある、というが、「本書が学術書・専門書ではない点も踏まえてご留意いただきたい」とある。
ようするに、びっくり、うへぇーってなって欲しい、というためだけに作られた本、といっていいだろう。だから僕もびっくりするために読もう。
クマムシの乾眠状態などは文字では散々読んだけど、実物は初めて見た。クマムシもいろんな奴がいるのね。
ところでカイコガの幼虫とかヘラクレスオオカブトなんかも出てくる。こいつら割とデカいけど、ミクロ生物なのだろうか。
人の精子も出てくるし。あれもミクロ生物? そもそも生物?
そして男性生殖器の海綿体なども紹介されている。何らかの刺激によって洞内に静脈血が充満するといわゆる勃起現象が起きる、と。この何らかの刺激を受けているヤツは、もはや完全にミクロ生物じゃないよね。
哺乳類の胎児がいくつか紹介されていて、これは堕胎させて撮ったのかなあ、と思ったけれど、どうやら生きた状態で撮れるっぽい。すごいなあ。
というわけで、電子顕微鏡でしか見られない世界を驚きとともに紹介する、という本だと思うんだけど、「夢に出そうな」とか「ミクロ生物」という言葉が惑わすから。
でも実際のところ娘は夢に出そうだとおぞましがっていて、「恐」も満たせたようだから、謎の委員会も満足だろう。
投稿元:
レビューを見る
「電子顕微鏡で見る昆虫・奇蟲図鑑」が大変良かったので
こちらも図書館で借りてみたのだが、昆虫ばかりではなく
しかも着色されているのでカッコよさは正直微妙だった。
悪くはないんだけどね。