読割 50
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その言葉を/暴力の舟/三つ目の鯰
著者 奥泉光
東京で三年ぶりに再会した、故郷の俊才の変わり果てた姿「その言葉を」。他人の怒りと攻撃性を誘発せずにはおかない、風変わりな先輩との四年間「暴力の舟」。父の葬式で一堂に会した...
その言葉を/暴力の舟/三つ目の鯰
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その言葉を/暴力の舟/三つ目の鯰 (講談社文芸文庫)
商品説明
東京で三年ぶりに再会した、故郷の俊才の変わり果てた姿「その言葉を」。他人の怒りと攻撃性を誘発せずにはおかない、風変わりな先輩との四年間「暴力の舟」。父の葬式で一堂に会した親族たちの、幼い頃は窺い知れなかったそれぞれの事情「三つ目の鯰」。七〇年代の青春の一光景を映し出す、瑞々しい初期中篇三作。
目次
- その言葉を
- 暴力の舟
- 三つ目の鯰
- 著者から読者へ
- 年譜
- 著書目録
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紙の本
おもしろかった
2019/11/20 23:33
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
奥泉光の初期の中編小説が三篇「その言葉を」「暴力の舟」「三つ目の鯰」収録されている。うち2番目と3番目は芥川賞候補作(のち「石の来歴」で受賞)。三作とも著者自身を髣髴とさせる経歴や環境にあり、自伝的といえば言えるのかも。尤も、あとがきで1番目は平行世界だといっているが。一番面白かったのは3番目。ただ、マモルおじさんが見合いを断ってもいいといったのは、見合いだけを言っているのか、それとも跡取り自体を言っているのか、そこがよくわからなかった。