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電子書籍
哲学塾の風景 哲学書を読み解く
著者 中島義道
カントにニーチェ、キルケゴール、そしてサルトル。哲学書は我流で読んでも、じつは何もわからない。必要なのは正確に読み解く技術。“闘う哲学者”が主宰する「哲学塾」では、読みな...
哲学塾の風景 哲学書を読み解く
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哲学塾の風景 哲学書を読み解く (講談社学術文庫)
商品説明
カントにニーチェ、キルケゴール、そしてサルトル。哲学書は我流で読んでも、じつは何もわからない。必要なのは正確に読み解く技術。“闘う哲学者”が主宰する「哲学塾」では、読みながら考え、考えつつ読む、〈哲学の作法〉が伝授される。手加減なき師匠の厳しくも愛に満ちた授業風景を完全再現。万人に開かれた哲学への道がここにある!
目次
- はしがき
- 第一講 ロック『人間知性論』
- 第二講 カント『プロレゴメナ』
- 第三講 ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』
- 第四講 ニーチェ『ツァラトゥストラ』
- 第五講 キルケゴール『死に至る病』
- 第六講 サルトル『存在と無』
- 原本あとがき
- 文庫版へのあとがき
- 解 説 入不二基義
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紙の本
哲学書に向き合う基本姿勢、「哲学の作法」を丁寧に教えてくれる一冊です!
2020/03/19 11:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「哲学書は我流で読んでも何もわからない」という独自の理論を主張し、自ら「哲学塾カント」を主催して、哲学の作法を教示しておられる中島義道氏による作品です。中島氏によれば、同書の中心的なテーマである「哲学の作法」とは、読みながら考え、考えつつ読むということであり、そうすることで、ようやく哲学書の内容が理解できてくるというのです。同書は、中島氏による講義という設定で話が展開され、内容構成も、第一講 ロック人間知性論』、第二講 カント『プロレゴメナ』、第三講 ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』、第四講 ニーチェ『ツァラトゥストラ』、第五講 キルケゴール『死に至る病』、第六講 サルトル『存在と無』、と各哲学者に作品を丁寧に読み込み、解説してくれます。