「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:2007.2
- 出版社: 朝日新聞社
- サイズ:19cm/217p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-02-250252-0
紙の本
パイナップルの丸かじり (丸かじりシリーズ)
著者 東海林 さだお (著)
果物界の女王パイナップル。デザイン過剰のケバいあいつの「境界線」をどう攻めるか?マル秘テク、お教えします。シリーズ26段。【「BOOK」データベースの商品解説】果実界の女...
パイナップルの丸かじり (丸かじりシリーズ)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
果物界の女王パイナップル。デザイン過剰のケバいあいつの「境界線」をどう攻めるか?マル秘テク、お教えします。シリーズ26段。【「BOOK」データベースの商品解説】
果実界の女王パイナップル。デザイン過剰のケバいあいつの「境界線」をどう攻めるか? マル秘テク、お教えします! 抱腹絶倒の「丸かじり」シリーズ第26弾。『週刊朝日』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
週刊誌で読むか、単行本で読むか、はたまた文庫本で読むか 【携帯篇】
2009/12/20 10:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬を散歩している人をよくみかけます。
かわいい犬もいれば、大きな犬にひきずられている人もいる。
あれってどちらが主人なのかよくわからない。
「おい、さだお、散歩にいくぞ」「はい、ポチ。ただいま。」なんて、尻尾をふる。まあ、人間には尻尾がないから、舌をだしてハアハアするのかな。
連れて歩くのにどんな大きさがいいか。
これが今回のテーマ。
東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズを連れて歩くのは、週刊誌がいいか、単行本がいいか、文庫本がいいかという、深い考察です。
まず、週刊誌。「週刊朝日」。「丸かじり」の素となる「あれも食いたいこれも食いたい」が掲載されている雑誌です。
週刊誌は持ち運びがしやすい。筒状に丸めてもつこともできる。
丸めてもつと、つい人の頭をぱこーんと叩きたくなるけど、それで死ぬことはない。もちろん、怒られますが。
ただ、残念なことに、「丸かじり」がたった一回分しか楽しめない。
他の記事を読みたいときはいいけど、「丸かじり」だけだったら、あとはどうすればいいんだと悩んでしまう。
ポイ捨てだけはしないでください。
次に、単行本。元祖「丸かじり」。しかも、単行本といっても「丸かじり」シリーズは少し小型化しているので、持ち運びに便利。
昔のウォークマンみたい。
「丸かじり」を読みながら、チャカチャカ踊る人はいないけど、ぐふふふと笑っている人はいい。
これで決まりと思ったらいけません。
ipodの登場です。
あんな小さい器(っていうのだろうか)にどうしてあんなに音楽がはいってしまうのか。
「丸かじり」の文庫本もそう。
当然文庫本だから、ジーンズのポケットにもはいってしまう。
しかも、笑いが満載。
もうこれに決定と思ったら、ウォークマンが巻き返しを図った。
音質です、音質。
でも、これは本の問題だし。
何をいってるんですか。文庫本では老眼の人は困るでしょ。単行本は目にやさしい。
それもそうだ、とうなづきかけると、先ほどポイ捨て寸前の週刊誌が異議をとなえる。
単行本で人をごつんと叩けば、怪我をするじゃないですか。(叩かないって)
文庫本で人をぺたんと叩いても、面白くないじゃないですか。(だから叩かないって)
と、いつのまにか書籍凶器論に発展しかねない。
それに、ぱこーんをとるか、ごつんをとるか、ぺたんをとるかは、音響論にもなりうる。
困りながらも、つい鞄に××サイズの「丸かじり」を一冊忍ばせる。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。