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商品説明
傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に助けられた。幸せな出逢いは、少女の悲しき家庭環境により別れを迎える。8年後、ふたりは再会するが彼女は失踪する。愛しあっているのに巡り逢えないふたり。純恋小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
新堂 冬樹
- 略歴
- 〈新堂冬樹〉1966年大阪生まれ。金融会社勤務を経て、現在はコンサルティング業を営む。「血塗られた神話」で第7回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。著書に「溝鼠」など。
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紙の本
読むたびに泣けます。
2020/04/29 14:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:秋とんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後は悲しい終わり方で、読み終わったときにすっきりした気持ちになるとは言えませんが、切なさと同時に暖かさも心に残る本です。
話の展開もラストもすでに知っているにもかかわらず、読むたびに毎回泣いてしまいます。
紙の本
あなたのピュアレベルはいくつ?
2004/11/27 17:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャッチャラー - この投稿者のレビュー一覧を見る
純愛小説=泣ける
そう思って、この本を買った私ですが、読み終わった今の評価は、4.6でした。
この本を読み終わった後思ったのは、自分はもうピュアじゃないのかもしれないなぁと。
この本、私たまに泣きたくなる時があるので、そんな時の為に買っておいた本なのです。で、泣きたくなったので、読んだのですが、モロ泣いてしまいました。でも、何もかも忘れて泣いたわけじゃないんです。何か、心の奥に黒い物がある感じを抱きながら、泣きました。どうしても、作者の計算だよなぁ、とか、上手いストーリーを考えたな、とか、人脈の大切さを考えさせられてしまう部分もあったり、そして、そんな黒い考えを持った時、あぁもう僕もピュアじゃないなぁとか思ってしまいました。でも、そんなの関係なく、最後は涙が出てもきて。少しだけ、忘れかけていた何かを思い出させられたような気もします。
この本ですが、結構波が激しいです。凄くピュアな気持ちになれるところもあったり、どす黒い感情が噴出しそうな所もあったりと、そのピュアな部分だけを抜き取ったら、凄くよいお話になったような気もします。でも、現実がそうなように、清らかなだけのお話なんて、ありえないのかもしれません。でも、でも、現実にはありえないから、だから、そんなピュアストーリーを読みたくなるのかもしれませんが。
もう、何もかも忘れて泣く事なんて、ないのかなぁ、ふとそんな寂しい気持ちになった読後感でした。でも、それは僕がピュアでは無いだけで、本当にピュアな人が読めば、何もかも忘れて泣ける本なのかもしれません。
この本は、そんな本です。
紙の本
すっごくせつない純愛…。
2003/03/26 20:01
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投稿者:あやの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラストはとても悲しいけど…とても暖かいお話…。青年と少女から大人になった二人が…思い出をたどり…自分を思い出して欲しいと願う少女と…それに気づかない青年の…涙涙の物語……。感動します…。
紙の本
冬のソナタが好きな人は読んでみては…??
2004/05/30 17:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Mariko - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の前半部分は切ないながらも、キレイで純なストーリーを描いている。涙も誘う。だが、静香が桜井を想うまっすぐ過ぎた気持ちが…許されぬ行為へと歪んでいったあたりから、読んでいていい気分にはならなかった。何年経っても忘れられない人を想い続ける深雪の姿は…「冬のソナタ」を思いださせる。よく考えれば…純愛というストーリー性が似ている。冬のソナタが好きな人は、この物語のキレイな部分には大いに感動・共感するはず! でも、この物語では、人物関係がドロドロに構成されていて(サスペンス劇場並!)、最後の方に暴力シーンもあり、終わり方があまりにつらい愛の形であった。私が五つ星にしなかったのは、そういった部分が気になったからだ。そこを気にしなければ…心の支えとなる人・動物への一心の愛を描いた素敵な物語だと思う。ついでに言うと…冒頭部分の詩のような文章は、初めに読んでもいまひとつ意味がつかめないが、読み終わった後に、もう一度読み返すとよい。そうすれば、作者がこの物語に託したたくさんの思いが伝わってくる。
紙の本
若き獣医と,絵の得意な女子大生のすれ違う恋の行方は
2003/03/16 21:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
公園で少女,深雪は傷ついた子犬を拾うが,なす術もない.そこに降ってくる忘れ雪.願いことをすれば,必ずかなうという.「この子を助けて」と叫ぶと少年が現れる.少年,桜木は,近くの獣医の息子で,その病院に連れて行って助けられる.深雪と桜木の交流は続くが,1か月後,少女は,遠くへ行かなければならない.深雪の両親は事故で死に,遠い親戚に預けられるのだ.そして,深雪は,7年後,桜木に,求婚してくれるよう,頼む.
むろん,7年後に会うことはないのだが,8年後に,そのときの犬が桜木を覚えていたことがきっかけで,獣医となった桜木と女子大生になった深雪はふたたび会う.そこから二人の悲しい恋が始まる.成長した青年のひたむきさと,少女の一途な心のすれ違いが泣かせる.
あのやくざ小説の新堂冬樹がストレートなすごい恋愛小説を書いたものである.あのような小説ばかり書いていると,たまには,こういうものを書いてみたくなるのか.
すれ違いがちょっと度を越しているような気もするが,このような小説の常套手段というところか.男が忘れるということは,大きな罪となることだということかもしれない.
紙の本
なんとも後味悪いこと
2005/03/06 03:52
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投稿者:たけお - この投稿者のレビュー一覧を見る
純愛小説だと思って読み始めましたが、途中から展開がサスペンス調に変わって恋愛話はどこへやら。どんな結末になろうがかまいませんが、主人公と相手の気持ちをもっと絡めて欲しかった。それでこそ恋愛小説だと思うのですが。
紙の本
昼ドラ好きな貴方へ。
2003/04/14 23:08
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投稿者:まりんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はこの物語を『昼ドラ小説』と名付けたい。
私は昼ドラやドロドロドラマが大好きだ。
最近で言うと年下の男や真珠夫人は、かかさず見ていた。
だから、この本を手に入れたとき、それはそれは期待した。
今日は泣こう。ひとりでひっそり泣こう。
そう思って引き篭もってみた。
この物語には、日本人が「ええ話や」と喜んで泣ける要素満載である。
獣医を目指す心優しい少年と美少女の出会い、別れ。
二人の運命的な7年後の再会。
動物虐待。
陰からそっと見守る男。
一途で情熱的な女が壊れる時。
純愛、そして、悲しい別れ。
もう本当にてんこもりで、お腹一杯だ。
悲しいことが有り過ぎると、人間はどうも泣けないらしい。
それを教えてくれた本でした。
紙の本
う〜ん
2003/05/04 22:07
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投稿者:ももぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
これって感動する小説なの? 私ははっきり行って、読後感は最悪でした。昼メロなみの大げさな展開はさておき、登場人物があまりにもうそっぽ過ぎて、読んでいて疲れてしまいました。美雪が、出会った頃のことを桜木に気づいてほしくて、いろいろなヒントを出しているのに、気づかない桜木にはイライラ。思わず「いい加減に気づけよ」って、つっこみをいれたくなりました。桜木は純粋でまっすぐな青年という設定のつもりなのかもしれませんが、あそこまで純粋だと、ばかなんじゃないかと思える。美雪も悲劇の主人公になりきっていて、あほらしくなる。唯一、涙を誘われたのは、保健所からつれてこられた犬が殺されてしまうところです。動物好きの私にとっては、胸が締め付けられるような場面でした。この小説は、感動する人と、全く感動しない人のどちらかにはっきりと評価は分かれるのではないかと思います。