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紙の本
目くじら社会の人間関係 (講談社+α新書)
著者 佐藤直樹 (著)
ここのところ、訳の分からないバッシングが止まらない。インターネットが普及した日本は、「一億総目くじら社会」になっている。外国には存在しない日本独特の「世間」という社会構造...
目くじら社会の人間関係 (講談社+α新書)
目くじら社会の人間関係
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商品説明
ここのところ、訳の分からないバッシングが止まらない。インターネットが普及した日本は、「一億総目くじら社会」になっている。外国には存在しない日本独特の「世間」という社会構造を斬る。【「TRC MARC」の商品解説】
2016年4月の熊本地震に際し、タレントの紗栄子さんが義援金を寄付したことをインスタグラムで公表したところ、ネットで大批判された。寄付したことが批判されるなど、海外だったら考えられない。 このようにインターネットが普及した日本では、誰しもネットに容易にアクセスできるようになり、「一億総目くじら社会」になっている。なぜ、こうなるのか? 世界でも日本だけに存在する世間の構造を解明せよ
ここのところ、訳の分からないバッシングが止まらない。
2016年4月の熊本地震のときは、ネット上で「不謹慎刈り」と呼ばれる一連のバッシングが起きた。タレントの紗栄子さんが義援金を寄付したことをインスタグラムで公表したところ、それがネットで批判された。寄付したことが批判されるなど、海外だったら考えられない。
このように近年、インターネットが普及した日本では、誰しもネットに容易にアクセスできるようになり、「一億総目くじら社会」になっている。いったいなぜ、こうなるのか?
それは、日本ではどんなところでも、津々浦々にわたって「世間」が支配しているからである。「世間」のルールに反するような行為は、仮にそれが正しいことであっても批判を受け、バッシングされ、ブログが炎上することになる。
この「世間」は、外国には存在しない日本独特のもの――「1億総目くじら社会」を軽々と生き抜くヒントを!【商品解説】
インターネットが普及した日本では「一億総目くじら社会」が出現した。世界でも日本だけに存在する「世間」の構造を知り軽々と生きる【本の内容】
目次
- 第1章 日本だけに存在する「世間」とは何か
- 第2章 拡散するバッシングの背景
- 第3章 猛威をふるう「空気読め」の論理
- 第4章 実は不平等な日本社会
- 第5章 アイドルとヤクザの権利
- 第6章 なぜ日本に自殺者が多いのか
著者紹介
佐藤直樹
- 略歴
- 〈佐藤直樹〉1951年宮城県生まれ。九州大学大学院博士後期課程単位取得退学。九州工業大学名誉教授。専門は刑事法学、現象学、世間学。著書に「なぜ日本人は世間と寝たがるのか」など。
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目くじら立てる世間
2019/09/27 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿部勤さんの著作に連なる世間の分析。最近までの時事問題をうまく説明する下りはなるほどと思いました。SNSで壊れていく社会をなんとかするためにも多くの人に読んでほしいものです。
紙の本
現代社会
2021/07/08 08:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
インターネットなどが普及した現代社会の問題点が、わかりやすくてよかったです。人間関係の困難さを実感しました。