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商品説明
祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶−。文学の可能性を極限まで拡げつづける古井文学の極点。『群像』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶。80歳を過ぎてますます勁健な筆を奮い、文学の可能性を極限まで拡げつづける古井文学の極点。【商品解説】
目次
- たなごころ
- 梅雨のおとずれ
- その日のうちに
- 野の末
- この道
- 花の咲く頃には
- 雨の果てから
- 行方知れず
収録作品一覧
たなごころ | 5−34 | |
---|---|---|
梅雨のおとずれ | 35−66 | |
その日のうちに | 67−95 |
著者紹介
古井 由吉
- 略歴
- 〈古井由吉〉1937年東京生まれ。東京大学大学院修士課程修了。「杳子」で芥川賞、「仮往生伝試文」で読売文学賞、「白髪の唄」で毎日芸術賞を受賞。
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紙の本
死の影が纏わりついている
2022/02/24 18:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
古井由吉おなじみの連作短編集である。たぶん完結した最後の作品だと思う。どの作品にも死の影が纏わりついていると感じた。古井由吉はもうすでに自身の命が長くないと感じていたのだろうか。非常に密度の濃い作品ばかりだ。この作品も高い水準を保っている。