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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私立探偵スペンサーが、ある女性に、離婚した元夫の元から子どものポールを取り戻すように頼まれる。しかしポールは自分を邪険に扱う父親の元を離れても喜ぶ様子は無く、母親の元に戻っても、母親はすぐに恋人と食事に行ってしまう。スペンサーはポールの保護を頼まれた事を契機に、ポールを自立した大人にするために奔走する。
紙の本
続編も好き
2001/03/27 23:59
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投稿者:松内ききょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズで度々登場することになる少年ポールとの、私立探偵スペンサーとの出会いを書いた、ある意味においてハードボイルドらしからぬポールの成長物語。ハードボイルドの常識を覆した、少年と探偵との交流は感動そのもの。ボクシングや料理を通してスペンサーの言動から伝えられる生命の開拓術の一つ一つに、失った何かを思い起こさせられる。
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ロバート・B・パーカーの探偵スペンサーシリーズの中でも特に人間の描写に卓越した一冊。
今で言う引き籠もり的な少年が、スペンサーとの出会いの中で成長する様、そして涙のラストシーンが白眉。
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余りこのジャンルは読まないがこのシリーズは別格!とくにこれ!理想の父親であり恋人だジャンルを超えて素晴らしい!映画にならないのが不思議?
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正に名作。男親としてのあり方はここから学びました。初めての方でもシリーズ途中からでも大丈夫なはずです。
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大好きな浜省の愛読書だと知り、読み始めた探偵スペンサーシリーズ。高校生だった私にはスペンサーも恋人のスーザンも大人で、大人になると云う事は、みんなこんな風に賢くなるのだろうか…と漠然と思っていました。大人になった今改めて読んでみたいシリーズです。
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あまりに多作なハード・ボイルドの大家。もちろんスペンサー・シリーズを全て読破したわけではない。少し肌寒くなる季節に思い出す作品。ひょんなことからスペンサーと共に日々を過ごすことになった少年が季節を経て一人の男として生きる力を得るまでの成長を描いている。ウェットにならないはずのハード・ボイルドがここではホロリとさせる。秀逸。
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人から薦められたシリーズ。高校の担任から。
後日担任の授業中に堂々と読んでいたらむしろ喜ばれた一品。
一人の少年と私立探偵との交流。妙に健康的な、でもハードボイルド。
父の本棚にもならんでいて、私が既読と知って言ってくれた父の言葉が胸にしみる。
「”初秋”というと物悲しく思うかもしれないが、あっちでは新学期の季節。新しいスタートをイメージできるんだ」と。
最終的に自分でも買ったので、なんだかんだで相当気に入っているらしい。
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スペンサーシリーズで一番好きな作品。
はじめて読んだ時は、ただただ「カッコいいなぁ」だけだったけど、流石に僕も大人になり、この両親のダメさ加減も良く分かるし、昔はあまり気にして読んでなかったスーザンの気持ちも理解できているような気がする。
そのうち僕の子供も自立する時が来る。その時にでもまた読んでみよう。
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心の琴線に触れる傑作。
ハールボイルドの枠にはまらない。
主人公と少年の交流の姿が情緒豊かに描かれている。
時代小説作家の藤沢周平の名前が何故か思い浮かんだ。
久方ぶりに出会った感動作品。
今シリーズの他の作品はどうだろうか。
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スペンサー・シリーズの中の傑作の一つ。
男性の皆さまに是非読んでいただきたいです。
スペンサーシリーズの面白さは、主人公を初めとして核になっている人物達がとても魅力的なところ。
中でもスペンサーの恋人スーザンは私の憧れの女性でもあります。
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高校生の時に初めて読んで、もはや何回読み返したかわからないくらい。
僕の人生に大きな影響を与えてくれた本。
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「そんなことはどうだっていいんだ。
要は、
自分はこうあるべきだ、という考えにとらわれないことだ。
自分にできるものなら、自分の気に入っていることをするのがいちばんいい」
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これを10代のときに読んで、最高だった。
最高の、はずだったが、今も僕は
自分で自分を頼りにできない。
きっとスペンサーに怒鳴られる。
がんばるぞー
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本棚に置いておきたい本No1!
男に生まれたからには読んでおきたい本ですよ
特に15〜16才の思春期真っ盛りの男の子には絶対に読んでほしいなと思う
タフに生きたいと思う様になる本
複雑な人間になりたいと思う本
そして、すべてを吟味してシンプルに生きたいと思わせてくれる本です。