サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 16件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.3
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:19cm/246p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-97386-8

紙の本

野球の国

著者 奥田 英朗 (著)

大藪賞作家・奥田英朗が、文化としての野球をキャンプ地から地方遠征を通して描く。映画、マッサージ、うどん…。必要な「何か」を求め放浪の旅に出た悩める小説家の行く末は? 『小...

もっと見る

野球の国

税込 1,540 14pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

大藪賞作家・奥田英朗が、文化としての野球をキャンプ地から地方遠征を通して描く。映画、マッサージ、うどん…。必要な「何か」を求め放浪の旅に出た悩める小説家の行く末は? 『小説宝石』連載をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

奥田 英朗

略歴
〈奥田英朗〉プランナー等を経て作家になる。2002年「邪魔」で第4回大藪春彦賞受賞。著書に「ウランバーナの森」「最悪」「東京物語」など。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー16件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

私は野球、特に高校野球が嫌いだ。それを煽るマスコミもダイキライだ。でも、この本のカバーの清々しさは何だろう。今年一度として見ることの出来なかった入道雲が、限りなく爽やか。奥田の文章も軽妙、拾いものだね

2003/08/29 22:18

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は野球が嫌いだ。観るのもダメだけれど、マスコミの態度と選手の垢抜けなさ、そして応援団の田舎臭さが、苦手だ。だから、重松清なんかが、よく野球の話なんかを書くと、それこそ敬遠したくなる。で、それなら読まなきゃ良いんだけれど、奥田英朗って言う字に弱い。あの、浮気をしてばかりいる俳優を思わせて、良い名前じゃない。そんな軽い気持ちで読む。ヒデサマの『ジョカトーレ』とは、申し訳ないけれど読み方も違う。でね、

「野球を追いかけて、国内はもとより台湾まで足をのばす奥田を待ち受けるのは、素朴な地方の人々の熱い声援と、美味しいラーメン、マッサージ」。中日ファンの奥田だが、中日を追いかけないで、でも中日から移籍した選手に密かに送るエールが、なんとも美しい。

うーん、好きだなあこういうのって。特に「台湾編」では、笑っちゃったなあ。たまらないなあ。もしかすると、サッカーじゃあ、こうならなかったかもしれないなあ。応援する人たちが、ちょっとダサイくらいの野球だから、いいんだろうなあ。テニスやサッカーじゃあ、選手も応援団も格好いいからなあ、などと野球嫌いの私は、この本を抱えてクヒクヒしながら皮肉に思う。

全六編。南国にベイスターズ、キャンプ、中日、中日ファンの奥田、長嶋、江夏、ヤクルト、沖縄編。ヤクルト、中日、道後温泉、光文社「きれいどころ」K女史、T女史、うどんの上手さ、四国編。近鉄、ダイエー、松浦亜彌、熱気、「我問何用也?」「棒球場行巴士是也!」「痛ててててててて」「そう。痛ててて」には笑える、台湾編。分量的にもここまでがヤマ。失敗した原稿、W・カップの最中東北、移動の不便さ、二時間に一本という電車、湘南シーレックスと巨人二軍、東北編。尾道に広島、横浜戦、お好み焼きのおいしさが漂う広島編。熊本で行われる福岡ドンタクズVS名古屋80デイザーズ、OBたちの姿が凛々しい九州編。

本のなかによく出てくる言葉は、映画、マッサージ、食べ物、中日、天王州アイル、CPカンパニーの服。美味しい食べ物があると、」すぐそこに移り住みたくなるのがいい。特にラーメンの記事が多いのはご愛嬌か。2002年から2003年に小説宝石に連載されたものだけれど、W・カップの記事がなければ、ああ、あの年と思える部分はない。それほどに野球の存在が日常化している日本ではある。

この文章を読む限り、奥田英朗は独身。天王州アイルの不便な生活を、それなりに楽しんでいる。お台場に人出を奪われた形の場所だが、その「空いている」感じが好きらしい。小説は、プロットをしっかり立てるというよりは、流れで書いていくタイプ。物事は、ズケズケいうよりは、途中でグニュグニュと口ごもるような。「少しは、大人なのです」「だから大丈夫です」「満足です」という「ですます」文がさりげなく入ってきて、それがとても愛らしい。

奥田英朗が、『邪魔』『最悪』を書いているときは、さほど評価していなかった。お馴染みの北上次郎もハズシタかなと思っていた。でも『東京物語』を読んで、いいなあと思った。真っ青な空、ではないけれど、爽やかな風が吹いていく、そんな気がした。『イン・ザ・プール』で、笑った。なにか、モグリの医者の胡散臭さが堪らなかった。私が勤める病院にも、いるいる、そういう先生、と思った。『マドンナ』を読んで、これでシゲキヨ(マツキヨじゃあないよ、重松清のこと)、ヤマフミ(麦踏じゃあないよ、山本文緒だよ)、ハヤマリ(葉山マリーナじゃない、林真理子)に並んだと思った。

で、今回。うひゃ、シーナさんに並んだぞ、って言う感じ。うむうむ、でもこれって小説じゃあないね。エッセイ。たしかどこかの書店で小説のコーナーに置いてあるのを見たような気がするけれど、絶対に違う。でも奥田英朗って、こんなに軽妙だったかなあ、やっぱりこういう味が前面に出てきたのも『東京物語』からだよなあ、と思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/11/12 02:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/12/27 17:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/21 14:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/21 00:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/11/23 14:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/29 19:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/07 10:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/01/16 13:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/01/25 21:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/31 10:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/23 11:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/10/05 19:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/12/07 23:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/04/11 13:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。