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商品説明
2001−02年、史上最悪の企業倒産ラッシュが日本を襲う! 信用調査機関の最前線で日々企業の取材にあたっている著者が、具体的なデータをもとに平成不況を検証し、危機の「連鎖の構図」を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
熊谷 勝行
- 略歴
- 〈熊谷勝行〉1944年新潟県生まれ。法政大学大学院修了。現在、帝国データバンク情報部長。著書に「企業倒産」など。
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紙の本
不況色が強まる今、いよいよ大倒産時代が始まるのか?倒産当日の会社訪問など、リアルです。
2001/06/26 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んで楽しい本ではありませんので、中身の充実さがあってもあえて★3つ。わたしも仕事の関係で参考図書として読みました。バブルの崩壊から10年、先送りも限界に来て、いよいよ「不良債権直接処理推進」の号令がかかりそうです。すると倒産の増加は不可避であろう、と。すでに2000年にその前兆が出ているという内容です。不況業種5種(「五摂家」だそうです)とか、老舗企業の倒産増加とか。もはや「業歴が長い」=「信用できる」企業ではないようです。とにかく時代に合わせて変わらないと取り残されて潰れてしまう時代です。「倒産の前兆」といったような「面白い」お話はあまりありません。分析の本ですから。けど「倒産企業の現場取材」といった内容はちらほら出てきて、さすがの臨場感です。
紙の本
日経ベンチャー2001/06/01
2001/07/23 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野口均 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日々、企業の倒産情報を提供している帝国データバンクの情報部長が書いた「警告の書」である。
著者は、今年が過去最悪の倒産ラッシュの年になると予測している。銀行の支援打ち切りで起きる「そごう型」の大型倒産が増加するうえに、長引く不況による業績不振を原因とする倒産も急増する気配があるからだ。そこに中小企業金融安定化特別保証制度による倒産先送り策の反動が追い討ちをかけるという。
一九九八年秋にスタートしたこの制度によって一時的に中小零細企業の倒産は激減した。しかし、融資を受けて事業の立て直しに成功したケースはほんの一握りにすぎず、いつ倒産してもおかしくない「死に体」企業が一〇〇万社はあると著者は推定している。こうした大倒産時代に会社を生き延びさせることができるのは、「ケチで頑固で無口な経営者」というのが著者の主張だ。
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