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100年に1度のチャンスを摑め! サブプライム・ローン問題後のマーケットはこう動く (PHPビジネス新書)
著者 藤巻 健史 (著)
サブプライム・ローン問題に端を発した世界的危機により、実体経済が悪化し、さらに恐慌に至るのではないかといわれているが、果たして本当か? 今回の危機はどうなるのか? 「伝説...
100年に1度のチャンスを摑め! サブプライム・ローン問題後のマーケットはこう動く (PHPビジネス新書)
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商品説明
サブプライム・ローン問題に端を発した世界的危機により、実体経済が悪化し、さらに恐慌に至るのではないかといわれているが、果たして本当か? 今回の危機はどうなるのか? 「伝説のディーラー」が時代を見通し、提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
藤巻 健史
- 略歴
- 〈藤巻健史〉1950年東京都生まれ。米国ノースウエスタン大学大学院ケロッグ・スクールでMBA取得。伝説のディーラー。株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役。
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本の帯には、カッコいい藤巻氏が写っている
2009/06/18 03:16
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふるふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
小泉・竹中構造改革路線は、最近何かとマスコミで批判されている。特に格差社会について。
著者は改革路線支持者のようで、それらに真っ向から反論している。四年前の郵政民営化選挙であれだけ多くの国民の支持を得たが、国民の意識は変わってしまったのだろうか。それともマスコミが批判しているだけなのだろうか。
財政赤字の問題について、著者は「穏やかな資産インフレ、消費税引き上げ、歳出削減」しかないと言っている。ただ、その穏やかな資産インフレをどのように起こすかは書かれていない。ぜひ知りたい。
歳出削減について、まず歳出削減をしてから増税、という政治家がかなりいる。しかし、歳出削減は永遠に行うべきことで終わりは無いものではないか。基本的に公的部門は非効率的なものだ。なぜなら、他人の金を扱っているのだから。これは構造的な問題だ。だから小さな政府が必要なのだ。
財政赤字については、穏やかな資産インフレでなんとかなるような財政赤字ではないように思う。国債を日銀に買わせてハイパーインフレを起こすか、ハイパーインフレになってしまったので仕方なく日銀に国債を買わせるか、のどちらかしかないように思う。私の予想は後者だ。
しかし、それがいつ来るのかが問題だ。著者はそれに対応す資産運用をすでにしているという。
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「順序」と「日付」こそが最重要
2009/04/20 18:21
9人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る
円安論者・藤巻氏の最新刊である。著者は08年春頃まで、その資産運用についての方針として、次の4点を主張していた。
1)長期固定でお金を借りるだけ借りて、日本の不動産を買う。
2)日本株、それと、あとアメリカ株を買う。
3)外貨建て商品を買う。
4)債券、日本の国債を売る。
要するに「固定金利で借金をして、株、不動産、外貨建て資産を買い、債券売り」というのが、著者の基本的考えである。
この方針では、昨年夏から秋において全てが裏目に出て、大きな損失を出すことになったと思う。 評者(CAM)自身も、基本的にはこの方針にならっていた(日本国債売りについては、債券ベア・ファンドを購入)から、甚大な損失を出した。
もちろん、それは「自己責任」だとしても、もう藤巻氏の著作は読みたくもないという気もある。それにもかかわらず、またもや、本書を購入した。あらためて「反面教師」としたいと思ったことと、著者がどのように“弁明”するかについても興味があったからである。
その藤巻氏であるが、「まえがき」(日付は09年3月22日となっている)で、著者は、この時点でもっとも楽観的な意見を持っているマーケットパースンであると自負している旨を述べている。そして、相変わらずの資産イン
フレ論である。
4月11日付の日本経済新聞は、「09年度の一般会計総額と新規国債発行額がともに過去最高を更新し、国と地方を合わせた基礎的財政収支の赤字は20兆円超に大幅に膨らむ」こと、「今年度の税収見通し46兆円に対し、国債発行収入は当初予算(33兆円)に今回の対策で増発する分を加えると、初の40兆円の大台超えとなり、しかも税収見積もりはさらに下振れする公算が大きく、税収と国債発行収入が逆転する可能性が高い」ことを報じている。
これを見ると、どう考えても、“近い将来”国債価格の低落、金利の高騰が起こり、“いつの日か”資産インフレとなることは不可避となったと思う。 “いつの日か”著者の主張は“正しかった”ということになることであろう。まさに、シドニー・ウェッブが言うように、「エコノミストというのは概して的を射た予測をするが、その日付については概して大きく誤るものだ」(Economists are generally right in their predictions but generally a good deal out in their dates.)ということになるであろう。
経済専門家ではない我々は、どのような順序でどのような程度の経済的激変に襲われようとも、「自己責任」でこれを乗り切っていかねばならない。その場合、緻密な論証が必要なわけでもなく、要は、ある程度の「日付」と、単純な「結果」が予測できればよいのである。
本書は新書版で200頁程度のものであり、独創的な論が述べられているわけでもないが、今後の「予測」を考える上で、参考にはなると思う。そうであるならば、本書の800円ぐらいの価格は安いものであろう。
紙の本
馬鹿は死ななきゃ治らない
2009/09/17 21:39
12人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中には、いくら「本当のこと」を教えてあげても聞こうとしない馬鹿がいる。日本はこれから総人口も総世帯数も減少に入るのだから、住宅は余りまくり土地も余りまくるので借金してまでして土地を買うやつは馬鹿だと私はあらゆる機会を通じて呼び掛けていたが、この本の著者フジマキの言うことを信奉して、私の言うことに耳を傾けない「救われない人」がいる。こういう人は財産を失って当然である。こういうのを天罰という。映画「ポせインドアドベンチャー」を見たことがある人はわかると思うが、せっかく「そっちへ行くと死ぬぞ」と正解を教えてもらっているにも関わらず、その答えを教えてくれた神父様に「バーカ」「うるせえ」「黙れ」と罵声を浴びせ、見事神父様の予言通り死んでいく大量の人がいた。本書の著者フジマキは、まあ、ハーメルンの笛吹きみたいな男だ。詐欺師、無能、まあ、諸君、藤巻の呼称はいくらでもあるから、好きなやつを選んでくれたまえ。
これが最後になるだろうから、最後にもう一度言う。
借金はするな。住宅ローンは組むな。
不動産は買うな。特にマンションは買うな。住宅地はこれから暴落するし、マンションは投げ売りとなるだろう。ワンルームマンションやリゾートマンションは買い手のない不良資産だ。持っている限り諸君は永遠に共益費、管理費、修繕積立金を払わされるはめになる。
マンションを買うならロケーションを買え。
円は高くなっても安くなることは当分無い。1ドル200円は向こう10年無い。
買うなら日本株。
不幸にして藤巻の吐き出した妄言を信じた人は、下手すると、もう生涯取り返しのつかない損失を被ったことになるのかもしれないが、生きている限り、もしかするとリカバリーのチャンスはあるかもしれない。気をしっかり持って、希望を失わないことだ。そして藤巻なる香具師の妄言を信じたおのれの不明を深く深く恥じ(ここがポイントだよ!)、私の言葉を信じる素直さを身につけることだ。わかったかね。